2026年1月から外食モニターを続けて、非承認はこれまで一度もありません。 月1万円分のペースで、7ヶ月です。
ただ、これは私が優秀だからではありません。やっているのは、提出前に自分でチェックしているだけです。現場でいう自主検査。検査で落ちる現場は、検査が厳しいのではなく、その前に自分で見ていないだけでした。
私は元現場監督で、いまは建設業のDX企画をしている一級建築士です。「却下されそうで怖い」という気持ちは、よく分かります。今日は、その怖さを消すための検査リストを全部出します。読み終わる頃には、怖さは「確認すべき項目」に変わっているはずです。
この記事はこんな方におすすめです
- 「せっかく行っても却下されそうで怖くて始められない」方
- レシートやアンケートの提出条件が細かくて不安な方
- 「一度失敗したらお金だけ払って終わりになる」と感じている方
「怖くて始められない」は、正しい感覚です
外食モニターを調べていて、こう思って止まる人は多いと思います。「条件が細かそう。失敗したら、お金だけ払って終わりでは」。
その感覚、正しいです。実際、モニター案件は条件を1つ外すと、その回の報酬が丸ごとゼロになります。半分戻るはずが、全額自己負担になる。怖がるのは、リスクを正しく見ている証拠です。
| 承認された場合 | 非承認になった場合 | |
|---|---|---|
| 飲食代10,000円(還元率50%) | 5,000円分が戻る | 戻り0円 |
| 実質負担 | 5,000円 | 10,000円(=普通に外食しただけ) |
「損」というより「得られなかった」に近いです。ただし手間はかかっている分、精神的には痛い。
正確に言えば、非承認でも**「普通に外食した」以上の損はしません。** 借金が増えるわけでも、罰があるわけでもない。ただ、撮影して、アンケートを書いて、期限を守って提出した手間が、すべて無駄になる。その徒労感が、一番のダメージです。
だから対策します。怖いのは、対策が分からないからです。 対策が具体的になれば、怖さは作業に変わります。
損の正体:「検査がある」のに「自主検査」をしていない
非承認が起きる構造を、現場の言葉で説明します。
なぜ検査で落ちるのか
- 現場での話:竣工検査で指摘が出る現場と出ない現場がある。施工の腕の差ではないことが多い。差は「自主検査をしたかどうか」。検査前に自分で見れば、指摘はほぼ消える
- 外食モニターでの話:承認判定は、必ず行われる(=検査がある)。でも、提出前に自分で条件を照合する人は意外と少ない。「たぶん大丈夫」で出してしまう
損の正体は、検査があると分かっているのに、自主検査の工程を持っていないこと。相手の検査基準は、事前に公開されています(=案件ページの条件欄)。
ここが重要です。モニター案件の「検査基準」は、応募時点で全部公開されています。 案件ページの条件欄がそれです。抜き打ちでも、隠された基準でもありません。
つまり、答えが配られている試験なんです。にもかかわらず落ちるのは、答えを見比べずに提出しているから。条件欄を、提出直前にもう一度読む人は少ない——ここに、非承認のほとんどが集中していると思っています。
設計図:「自主検査の3タイミング」
私の検査は、1回ではありません。3つのタイミングに分けています。 固有フレーム【自主検査の3タイミング】です。
自主検査の3タイミング
- 検査①:応募前(着工前検査) — 条件を満たせる案件かを確認する。守れない条件があれば、応募しない。ここで落とせば、失敗はそもそも起きません。最も低コストな検査です
- 検査②:会計前(隠蔽前検査)★最重要 — 撮影漏れがないかを確認する。店を出たら、二度と撮れません。やり直しが効く最後の瞬間。ここを飛ばすと、取り返しがつきません
- 検査③:提出前(竣工検査) — 条件欄と、提出内容を1対1で照合する。アンケートの記入漏れ、期限を確認。最後の砦で、ここは机の上でできます
1回の検査で全部見ようとするから漏れます。「やり直せる範囲」ごとに検査を分けるのが合理的です。
分ける理由は、やり直しのコストが段階で違うからです。応募前なら、応募しなければいいだけ。会計前なら、まだ撮り直せる。提出前なら、写真は撮れないがアンケートは直せる。この「まだ直せる範囲」が段階的に狭くなっていくので、検査もその境目に置くのが合理的です。
現場でも同じ考え方をします。コンクリートを打つ前に配筋を検査するのは、打った後では見えなくなるから。見えなくなる直前が、検査のタイミングです。 外食モニターにおける「見えなくなる瞬間」は、会計を済ませて店を出た時でした。
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再現ステップ:3タイミングの検査リスト
実際に使っているリストを、そのまま出します。
検査①:応募前(着工前検査)
- 予約方法を確認した(サイト経由が必須か/直接予約は対象外か)
- 指定メニュー・最低金額の条件を確認した
- 人数・利用時間帯・曜日の条件を確認した
- 必要な写真の種類・点数を確認した
- アンケートの分量を確認した
- 提出期限を確認した
- この条件を全部守り切れると判断した
1つでも「たぶん」があれば、応募しない。
検査②:会計前(隠蔽前検査)★最重要
- 指定メニューを注文した
- 料理の写真を撮った(食べる前に)
- 店内・外観など、指定の写真を撮った
- 写真がぶれていない/暗すぎない
- レシートを受け取った
- レシートに必要な情報が載っている(店名・日付・金額・注文内容)
- 案件ページの条件を、もう一度読み直した
会計を頼む前に、この画面を開きます。
検査③:提出前(竣工検査)
- 条件欄と提出内容を、1つずつ照合した
- 写真の枚数・種類が条件どおりある
- レシートの画像が読める(文字が判別できる)
- アンケートの必須項目に空欄がない
- 文字数の指定があれば、満たしている
- 提出期限内である
- 記入内容と、実際の来店内容が一致している
帰宅したその日に済ませます。
どれも特別なことはしていません。ただ「見る場所」と「見る時」を決めているだけです。
レシートについて一つ補足します。 レシートは案件で最も指定が多い提出物ですが、受け取り忘れ・持ち帰り忘れが起きやすいのも事実です。私は会計時に受け取ったら、その場でスマホで撮影しています。紙のまま持ち帰ると、家で見つからない事故が起きるからです。
アンケートは、帰宅当日に書くのが鉄則です。 記憶が新しいうちなら、内容が具体的になります。日が空くと、書けることが減り、結果として分量条件を満たしにくくなる。期限ぎりぎりまで寝かせて良いことは一つもありません。
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※提出物の要件・アンケートの分量・期限・承認基準は案件ごとに異なり、変更されることがあります。応募前・提出前に必ず案件ページの記載をご確認ください。
到達点:7ヶ月、非承認ゼロ
私の実績を、正確に置いておきます。
外食モニターの現在地(2026年8月時点)
- 期間・実績:2026年1月開始 → 約7ヶ月。モニターで使う飲食代 月約2万円 → 戻り 月1万pt(改定後レートで1万円分)。累計約5万pt(旧レート表記=約2万5,000円分)※別枠:カード発行で貯めた分が約5万pt
- 承認状況:非承認 これまでゼロ
ただし、これは「安全な案件を選んでいる」結果でもあります。条件の厳しい高還元案件ばかり狙えば、同じ結果になるとは限りません。
正直に補足します。非承認ゼロの理由は、検査リストだけではありません。
そもそも私は、条件が守れないと判断した案件には応募していません(案件の選び方は関連記事「還元率50%の案件だけを選び続けている理由」に書きました)。検査に通る仕事しか受けていない、とも言えます。
現場でも同じです。無理な工期の仕事を受けなければ、手戻りは起きません。「非承認を出さない技術」より「非承認になりそうな案件を受けない判断」のほうが、実は効いています。
(実行の全体フロー——応募から承認までの5工程は関連記事「外食モニターだけで月1万円分」に書きました。本記事は、その中の検査工程を詳しくしたものです。)
失敗談:「たぶん大丈夫」で動いて損した話
検査の話をしてきましたが、私は別の場面で「確認を飛ばして」失敗しています。カードを発行するとき、ポイントサイトの経由先を比較せず、増量キャンペーンの時期も確認せずに申し込んで、数千円分を取りこぼしました。
同じ構造の失敗
- カード発行での失敗:「たぶん、この条件でいいだろう」→比較も時期の確認もせずに申込→数千円分の取りこぼし。しかも、後で気づくまで損に気づかない
- 外食モニターで同じことをすると:「たぶん、この写真で足りるだろう」→条件欄を読み直さずに提出→非承認→その回の報酬がゼロ
共通するのは「たぶん」で進めたこと。検査とは、「たぶん」を「確認済み」に変える工程のことです。
現場で一番危ないのは、経験を積んだ人が「これくらい分かる」と検査を省略した時です。慣れた頃が一番危ない。私も外食モニターに慣れてきましたが、リストを使うのはやめていません。
今日やること3つ
- 気になる案件の「条件欄」だけ読む(5分) — 応募しなくていい。読むだけです。「意外と具体的だ」と分かるはずです
- 会計前チェックをスマホにメモする(3分) — 「料理・店内・レシート・条件再読」。この4語だけでも、事故はかなり減ります
- 提出のタイミングを決める(1分) — 「帰宅したその日に出す」と決める。期限管理の悩みが、ここで消えます
「検査で落ちる現場は、検査が厳しいのではなく、自主検査をしていない」——現場で何度も見てきたことです。モニターの承認基準は、応募時点で全部公開されています。答えが配られている試験で落ちるのは、見比べていないからです。怖さは、確認項目に変えられます。
よくある質問(FAQ)
Q. 外食モニターは何が原因で非承認になりやすいですか? A. 指定された写真の撮り忘れ、レシートの情報不足、アンケートの記入漏れや文字数不足、提出期限の超過が代表的です。会計前と提出前にそれぞれ条件を照合することで、多くは防げます。
Q. レシートを紛失してしまったらどうすればいいですか? A. 会計時にレシートを受け取ったら、その場でスマホで撮影しておくことをおすすめします。紙のまま持ち帰ると、自宅で見つからなくなる事故が起きやすくなります。
Q. アンケートはいつ書けばいいですか? A. 帰宅したその日に書くのがおすすめです。記憶が新しいうちのほうが内容が具体的になり、文字数などの分量条件も満たしやすくなります。期限ぎりぎりまで先延ばしにするメリットはありません。
Q. 非承認ゼロを維持するコツは何ですか? A. 検査リストの活用に加えて、そもそも条件を守り切れないと判断した案件には応募しないことが有効です。「非承認を出さない技術」より「非承認になりそうな案件を受けない判断」のほうが効果的です。
【まとめ】怖さは、確認項目に変えられます
- モニターの承認基準は、応募時点で案件ページに公開されている
- 検査は1回ではなく、応募前・会計前・提出前の3タイミングに分けるのが合理的
- 特に会計前チェックは、店を出たら二度とやり直せない最重要ポイント
- 「条件が守れない案件には応募しない」判断も、非承認ゼロを支えている
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著者プロフィール
元現場監督 → 一級建築士 → 建設業のDX企画担当|陸マイラー会社員(FP2級)
ちょびリッチの外食モニターを2026年1月から実践中。モニターで使う飲食代は月約2万円、獲得は月1万pt(改定後レートで月1万円分)。応募前・会計前・提出前の3タイミングで自主検査を行い、非承認はこれまでゼロ(ただし条件を守り切れないと判断した案件には応募していません)。案件は還元率50%前後を中心に選定。外食モニターでの累計は約5万pt(旧レート表記・円換算で約2万5,000円分)、カード発行によるポイントサイト獲得は別枠で累計約5万pt。貯めたポイントはJALマイルへ直接交換し、決済集約(月平均20万円)と合わせて年10万JALマイルを"陸"で積み上げています(保有約10万マイル)。ANA・ヒルトン・マリオットは使っていません。新NISA・成長投資・ワンルーム不動産で金融資産2,000万円を運用(投資歴5年・年収700万円)。保有資格は一級建築士・一級建築施工管理技士・FP2級。