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JGC修行と「陸でLSP」、どちらが安いか全部計算した|工法比較表で出した結論

私自身は、JGC修行をしたことがありません。月20万円の決済集約だけで、年約60 Life Status ポイント。JGC(1,500pt)までは25年という工程で進んでいます。

修行の経験がないので、体験談としては書けません。ただ、「修行にかかる実額が分からない」という悩みには、一般に紹介されている相場を使って答えられます。 調べたところ、修行の費用相場は200万円〜300万円が目安として紹介され、体験談によっては500万円を超える例もあります。

私は元現場監督で、いまは建設業のDX企画をしている一級建築士です。工事には「工法」がいくつもあり、どれを選ぶかは総額・工期・単価の3つで決まります。今日は、修行と陸を同じ表に並べて比較します。

この記事はこんな方におすすめです

  • 「JGC修行にいくらかかるのか相場が分からない」方
  • 修行と陸、どちらを選ぶべきか判断材料が欲しい方
  • 費用と期間のバランスで、自分に合う工法を決めたい方

※本記事の修行の費用相場は、複数の情報源に基づく一般的な目安であり、著者自身の実体験ではありません。数字は変動するため、必ず最新の情報をご確認ください。


「修行か、陸か」は、好みの問題ではなかった

JGC修行と陸マイラー、どちらを選ぶべきか。この議論、「性格や好み」で語られることが多い印象があります。

「飛行機が好きなら修行、日常生活で貯めたいなら陸」——間違ってはいませんが、判断材料としては足りません。好みの前に、総額と工期という客観的な数字があるはずです。

「好み」で終わらせると、起きること

  • 「なんとなく修行に憧れる」→ 総額を知らずに着手 → 想定外の出費に驚く
  • 「なんとなく陸のほうが安全そう」→ 工期(年数)を知らずに選ぶ → 「思ったより時間がかかる」と焦る

好みで選ぶ前に、まず数字を並べます。数字を見てから好みで選ぶのは、正しい順番です。

現場で工法を選ぶときも同じです。「この工法、なんとなく好き」では見積もりは通りません。総額・工期・単価を並べて、初めて比較検討の土俵に乗ります。今日は、その表を作ります。

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損の正体:「極端な例」だけで判断してしまうこと

修行の費用を調べると、極端な例に振り回されやすいという問題があります。

修行費用の"両極端"

  • 極端な例①:決済のみで1,500pt — 必要マイル:60万マイル。100円=1マイルなら、決済総額約6,000万円。現実的ではありません
  • 極端な例②:搭乗のみで1,500pt — 1搭乗5pt(国内線)、300回搭乗が必要。現実的ではありません
  • 現実的な情報として紹介されているもの:フライトを絡めた修行の費用相場は200万円〜300万円程度が目安として紹介され、体験談によっては500万円超の例も

損の正体は、極端な例を見て「無理」と判断すること。現実的な相場は、両極端の間にあります。

「決済だけなら6,000万円」という数字だけを見て「修行は無理だ」と諦めるのも、「搭乗だけで300回」を見て「陸しかない」と決めつけるのも、極端な例に引っ張られた判断です。

現行の制度では、修行はフライトと日常生活のハイブリッドが前提になっています(旧制度の「短期集中で一気に飛ぶ」修行は、いまの基準では現実的ではないと複数の情報源で指摘されています)。だから相場も、極端な例ではなく、ハイブリッドを前提にした200万〜300万円あたりに落ち着くわけです。

※費用相場は情報源により幅があります。本記事の数字は一般的な目安として紹介するものであり、実際の費用は搭乗クラス・路線・時期・個人の条件で大きく変わります。


設計図:「JGC到達:工法比較表」

固有フレーム【JGC到達 工法比較:3指標】です。総額・工期・単価で並べます。

JGC到達:工法比較表(1,500pt到達まで)

総額 工期 単価
修行(フライト中心のハイブリッド) 200万円〜300万円程度(体験談で500万円超も) 1〜3年程度 総額÷1,500pt(例:250万円なら約1,667円/pt)
(決済のみ・限界費用ほぼゼロ) ほぼゼロ(生活費の"置き場所"を変えるだけ) 月20万円決済で25年 ほぼ0円/pt(追加コストという概念がない)

修行=短工期・実額コスト大。陸=限界費用ほぼゼロ・工期が長い。

現場の工法選定と同じ構造です。突貫工事(短工期)は人件費・資機材費がかさむ。じっくり進める工事は、1日あたりのコストは低いが、工期が長い。どちらが「安い」かは、何と比べるかで変わります。

総額だけを見れば、陸の圧勝です。 ほぼゼロ円で25年後にJGCへ届く。ただし、25年待てるかどうかは、また別の話です。修行は、お金を払って工期を短縮する工法——ここが本質だと思っています。

(私自身の到達年数の試算——決済額や搭乗回数を変えるとどう変わるかは関連記事「JGC到達年数試算表」に書きました。)

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再現ステップ:自分の工法を選ぶ4手順

どちらを選ぶべきか、判断の手順です。

  1. 自分の"予算"を確認する(5分) — 修行に数百万円をかける余地があるか。ないなら、選択肢は自動的に陸に絞られます。予算があっても「かける価値があるか」は別問題です
  2. 自分の"工期の希望"を確認する(5分) — 「何年でJGCが欲しいか」を先に決めます。1〜3年で欲しいなら修行を検討、急がないなら陸で十分です
  3. ハイブリッドの余地を探る(10分) — 修行と陸は、実は0か100かではありません。決済(陸)で土台を作りつつ、年数回の搭乗(軽い修行)を足すと、到達年数は大きく縮まります
  4. 単価で自分を納得させる(5分) — 総額÷1,500pt=1ptあたりの単価。その金額を払う価値があるか、自問します

STEP3が現実的な落としどころです。全部修行、全部陸、でなくてもいい。

STEP3を強調します。修行と陸は対立するものではなく、配合できる工法です。決済(陸)で年60ptの土台を作り、年に数回の旅行で搭乗分を上乗せする——これは「ちょっとした修行」であり、「ちょっと本気の陸」でもあります。0か100かで考える必要はありません。

※搭乗を伴う修行には、航空券代・宿泊費・移動時間などの追加コストが発生します。ご自身の予算・時間・目的に応じて計画してください。


到達点:私は「工期25年、単価ほぼゼロ」を選んでいる

私自身の選択を、正直に書きます。

私の工法(2026年8月時点)

  • 選んだ工法:陸(決済中心)— 月20万円決済(固定費含む)→ 年約60 Life Status ポイント
  • 工期:JGC(1,500pt)まで約25年、中間ゴール JMB elite(250pt)まで約4年
  • 単価:追加コストほぼゼロ(もともと払う生活費の置き場所を変えているだけ)
  • 判断理由:急ぐ理由がなかった。LSPは生涯累積・無期限。まず中間ゴール(elite)を第一期竣工に設定し、JGCは自然到達を待つ

「工法を選んでいない」のではなく「陸という工法を選んだ」。

私が陸を選んだ理由は、修行を否定しているからではありません。単純に、私の「工期の希望」が急ぎではなかったからです。飛ぶ頻度も少なく、ラウンジを使う機会も多くない。修行にお金と時間を払ってまで工期を短縮する動機が、私にはなかった。

もし「来年には上級会員が欲しい」という工期の希望があれば、私も修行を検討したと思います。工法選びに正解はなく、自分の工期の希望と予算で決まる——これが結論です。

(マイルの出口——貯めたものをいつ・どう使うかの設計は関連記事「マイルの出口設計」に書きました。)

ここで恒例の一文を。私はANA・ヒルトン・マリオットは使っていません。 出口も工法もJAL一本に絞っているので、この比較表もシンプルに保てています。


失敗談:「相場を調べずに動いて損した」経験から

工法比較の話をしてきましたが、私は別の場面で、相場を調べずに動いて損したことがあります。カードを発行するとき、ポイントサイトの経由先を比較せず、増量キャンペーンの時期も確認せずに申し込んで、数千円分を取りこぼしました。

「相場を調べない」は、規模が違っても同じ失敗

  • カード発行での失敗:相場(経由先の還元差)を調べずに申込→数千円分の取りこぼし
  • もしJGC修行で同じことをすると:相場(総額200〜300万円が目安)を調べずに「なんとなく」フライトを組む→桁違いの金額で、同じ失敗が起きうる

金額が大きくなるほど、相場確認は重要になります。数千円の失敗と数百万円の失敗は、根っこが同じ「調べずに動く」ことです。

修行を検討する方には、特に伝えたいことです。総額数百万円の判断を、雰囲気や勢いで決めないでください。この記事の比較表を、まず自分の数字で埋めてから動く——それだけで、判断の質は大きく変わります。


今日やること3つ

  1. 自分の"予算の上限"を決める(5分) — 修行にいくらまでなら出せるか。ゼロでも構いません。それも立派な答えです
  2. 自分の"工期の希望"を決める(5分) — 何年でJGCが欲しいか。「急がない」も、正当な答えです
  3. 総額÷1,500ptで自分の単価を出す(10分) — その金額に納得できるか、自問します

「工法は、なんとなくではなく、総額・工期・単価で選ぶ」——現場の基本です。修行が正解でも、陸が正解でもありません。 あなたの予算と工期の希望次第です。私は陸を選びました。理由は明確です。急ぐ理由がなかったから。あなたの理由は、あなたの数字の中にあります。


よくある質問(FAQ)

Q. JGC修行にはいくらかかりますか? A. 一般に紹介されている相場は200万円〜300万円程度で、体験談によっては500万円を超える例もあります。実際の費用は搭乗クラス・路線・時期・個人の条件によって大きく異なります。決済のみ(約6,000万円)や搭乗のみ(300回)といった極端な例は現実的ではなく、フライトと日常生活のハイブリッドが現行制度では前提とされています。

Q. 陸で貯める場合、JGCまでどれくらいかかりますか? A. 決済額により異なりますが、月20万円の決済集約では約25年という試算になります。詳しい年数の計算方法は関連記事「JGC到達年数試算表」で紹介しています。

Q. 修行と陸、どちらを選ぶべきですか? A. 好みではなく、予算と工期の希望で判断するのがおすすめです。数百万円の予算があり、1〜3年でJGCが欲しいなら修行、急がないなら陸が向いています。また、決済(陸)を土台にしつつ年数回の搭乗を足す「配合型」も選択肢の一つです。

Q. 修行と陸を組み合わせることはできますか? A. 可能です。決済集約による陸の土台に、年数回の搭乗を組み合わせることで、到達年数を縮められます。0か100かではなく、自分の予算・工期の希望に応じて配合するのが現実的な選択肢です。


【まとめ】工法は、なんとなくではなく数字で選ぶ

  • JGC修行の費用相場は一般に200万円〜300万円程度(体験談で500万円超も)
  • 陸(決済集約)は追加コストほぼゼロだが、工期は月20万円決済で約25年
  • 総額・工期・単価の3指標で比較すると、自分に合う工法が見えてくる
  • 修行と陸は対立ではなく配合できる。0か100かで考える必要はない

陸の土台となる決済集約は、まず固定費の見直しから始められます。

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著者プロフィール

元現場監督 → 一級建築士 → 建設業のDX企画担当|陸マイラー会社員(FP2級)

JGC修行の経験はなく、決済集約(光熱費・通信費・固定費を含む月平均20万円をJALカードへ)による陸での積算を選択。年約60 Life Status ポイントを積み、中間ゴールのJMB elite(250pt)まで約4年、JGC(1,500pt)まで約25年という工程で進行中(急がず、自然到達を待つ方針)。年10万JALマイルを"陸"で積み上げ(保有約10万マイル)。ANA・ヒルトン・マリオットは使っていません。ちょびリッチの外食モニターは2026年1月から実践中(月1万pt=改定後レートで月1万円分・非承認ゼロ)。新NISA・成長投資・ワンルーム不動産で金融資産2,000万円を運用(投資歴5年・年収700万円)。保有資格は一級建築士・一級建築施工管理技士・FP2級。

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