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三井住友銀行をメインにして3年|口座を1つにまとめなかった理由

結論を先に。 メガバンク3行はすべて「未利用口座管理手数料」(2年以上取引なしで年間1,320円程度)を導入しています。ただし年数回でも入出金があれば回避可能です。一方、1つに集約すると障害時の代替手段がなくなる「集中リスク」があります。どちらのコストも、数字で見て判断する必要があります。

「口座は1つにまとめたほうが管理が楽」——よく聞く助言です。でも私は、三井住友銀行をメインにしながら、三菱UFJ銀行・みずほ銀行の口座も、あえてそのまま残しています。

「メインバンクをどこにすべきか」「口座を分ける意味があるのか」「手数料が気になる」——今日は、この判断を数字で検証します。結論から言うと、"分けておく"ことにも、"1つにまとめる"ことにも、それぞれ具体的なコストとリスクがあります。

この記事はこんな方におすすめです

  • 「三井住友銀行 メインバンク」で検索してたどり着いた方
  • 複数の銀行口座を持っていて、1つにまとめるべきか迷っている方
  • 未利用口座の手数料が気になっている方

メインバンクとは?「1つにまとめる」の裏にある見落とされがちなコスト

以前、「銀行3行の役割分担」という記事で、**「三菱UFJ銀行・みずほ銀行に、明確な役割はない」**と正直に書きました。今回、その"役割のない口座"について、もう一歩踏み込んで数字を確認したところ、見落としていたコストリスクが見つかりました。

メガバンク3行に共通する制度

項目 内容
未利用口座管理手数料 三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行、いずれも導入済み
条件 2年以上、入出金取引がない口座
金額 年間1,320円程度(税込)※銀行により差あり

「特に役割はない」からといって放置していると、手数料が発生する可能性があります。

今日は、この事実を踏まえて、「1つにまとめる」「3行のまま維持する」、それぞれの数字を比較します。

※本記事に記載の手数料・条件は2026年9月時点で確認した情報です。銀行・時期により異なり、変更されることがあります。必ず各銀行公式サイトの最新情報をご確認ください。

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損の正体:「役割がない」と「使わなくていい」を混同すること

以前の記事で書いた「役割のない口座」という表現には、1つ、重要な見落としがありました。

混同していたこと

状態 内容
これまでの認識 明確な役割がない口座は、「特に何もしなくていい」
実際の条件 2年以上、入出金取引がないと、手数料の対象になる可能性がある

損の正体は、「役割がない」ことと「一切触らなくていい」ことを混同していたことです。

「役割はないが、放置してよい」わけではありませんでした。 役割がなくても、「2年に1回以上は入出金する」という最低限の運用は必要だったということです。


設計図:口座維持の判断表、3つのコスト

固有フレーム【口座維持の判断表】です。「1つにまとめる」場合と「複数維持する」場合、それぞれのコストを数字で比較します。

口座維持の判断表:3つのコスト

コスト 複数維持の場合 1つに集約の場合
①未利用による手数料リスク 2年以上放置すると、1口座あたり年間1,320円程度が発生する可能性 このリスクはメイン口座以外に発生しない
②集中リスク(1点集中の弱さ) メイン口座が使えなくなった場合の代替手段がある メイン口座のシステム障害・凍結時に、他の決済手段が手薄になる
③管理の手間 口座数分、状況確認の手間がわずかに増える 管理はシンプルだが、コスト①②のトレードオフを失う

「複数維持」のコストは"金額"で発生しうるが"回避可能"。「1つに集約」のコストは"金額"は発生しないが"回避しにくい"。

私の場合、3行を維持するコスト(コスト①)は、年に数回、口座開設案件やポイントサイト経由の入出金で発生する取引によって、実質的に回避できています。 つまり、「役割がない」口座でも、ポイントサイト経由の口座開設案件を年数回でも利用していれば、未利用口座には該当しにくいという構造でした(詳しくは〔ここに「証券口座を6社つくった全記録」記事のURLを貼ってください〕にも書きました)。

一方、1つにまとめてしまうと、コスト②(集中リスク)は完全には消せません。 メインバンクのシステムに何かあった場合、代替の決済手段がなくなるリスクは、口座を分けておくことでしか下げられませんでした。


再現ステップ:口座維持のコストを判定する4手順

実際の手順です。

  1. 保有している銀行口座を、すべて棚卸しする(5分) — メイン以外の口座を、開設時期とともにリストアップします
  2. 各口座の最終取引日を確認する(10分) — ネットバンキング・通帳で、直近の入出金がいつだったか確認します
  3. 2年以上取引がない口座があれば、少額の入出金をする(当日) — 未利用口座に該当するのを防ぐための、最低限の対策です
  4. 今後の運用頻度を決めておく(考え方) — 「年1回はログインして確認する」など、放置しないためのルールを決めます

STEP3・4は、口座開設案件を利用する際にも自然と満たせることが多いです。 私自身、証券口座・銀行口座ともに、ポイントサイト経由での開設・利用が、結果的に「未利用」を防ぐ役割も果たしていました。

(ポイントサイト経由での口座開設については〔ここに受け皿記事のURLを貼ってください〕にまとめています。)

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※未利用口座管理手数料の対象条件・金額は銀行により異なります。必ず各銀行公式サイトの最新情報をご確認ください。


到達点:3行を維持しても、追加コストは発生していません

正直な現状を、そのまま書きます。

私の3行運用(2026年9月時点)

銀行 状況
メイン:三井住友銀行 給与振込・生活の引き落とし。日常的に取引が発生する
三菱UFJ銀行・みずほ銀行 明確な役割はないが、口座開設案件・ポイントサイト経由の利用で、取引自体は一定頻度で発生している
未利用口座管理手数料 これまで請求されたことはない

「役割がない」口座でも、結果的に取引が発生していたため、手数料のリスクを回避できていました。

3行を維持する判断は、今回あらためて数字で検証しても、私にとっては合理的でした。 ただし、それは**「取引が一定頻度で発生している」という前提あってのこと**だと、今回はっきり認識しました。


失敗談:「役割がない」を「放置していい」と誤読していた

正直に書きます。以前の記事で「特に役割はない」と書いたとき、正直、「だから何もしなくていい」というニュアンスで捉えていました。

言葉の解釈のズレ

状態 内容
当時の理解 役割がない=優先順位が低い=特にメンテナンス不要
今回分かったこと 役割がないことと、口座を維持するコストが発生しないことは、別の話だった
いま思うこと 「役割がない」と正直に書いたことは間違っていなかったが、その先の「だから何もしなくていい」という結論は、検証不足だった

正直であることと、検証が十分であることは別の話でした。

現場でも、「使っていない設備」と「メンテナンス不要な設備」は違います。使っていなくても、最低限の点検は必要です。銀行口座も、役割がなくても、一定の"生存確認"は必要だったというのが、今回の検証で分かったことです。

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よくある質問(FAQ)

Q. 未利用口座管理手数料とは何ですか? A. メガバンク(三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行)が導入している制度で、2年以上入出金取引がない口座に対して、年間1,320円程度(税込)の手数料が発生する可能性があるものです。銀行・時期により条件は異なります。

Q. 銀行口座は1つにまとめるべきですか? A. 一概には言えません。複数維持すると未利用による手数料リスクがありますが、年数回の取引で回避可能です。一方、1つに集約すると、メイン口座に何かあった際の代替手段がなくなる集中リスクがあります。それぞれのコストを数字で比較して判断することをおすすめします。

Q. 未利用口座管理手数料を回避する方法はありますか? A. 2年に1回以上、入出金取引をすることで回避できる場合が多いです。口座開設案件やポイントサイト経由の利用も、結果的に取引実績になることがあります。

Q. 役割のない口座は解約すべきですか? A. 必ずしも解約する必要はありません。ただし、「役割がない」ことと「放置していい」ことは別の話です。最低限、定期的な取引や確認は行うことをおすすめします。


まとめ:複数維持も1つに集約も、それぞれコストがある

  • メガバンク3行はすべて未利用口座管理手数料(2年以上取引なしで年1,320円程度)を導入している
  • 複数維持のコストは回避可能だが、1つに集約するとメイン口座への集中リスクは避けられない
  • 「役割がない」ことと「放置していい」ことは違う
  • 口座開設案件・ポイントサイトの利用が、結果的に未利用を防ぐことがある

まずは、保有口座の最終取引日を確認するところから始めてみてください。

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著者プロフィール

元現場監督 → 一級建築士 → 建設業のDX企画担当|陸マイラー会社員(FP2級)

銀行口座は三井住友銀行(メイン・給与振込先)・三菱UFJ銀行・みずほ銀行の3行を3年間保有(2026年9月時点)。三菱UFJ銀行・みずほ銀行に明確な役割は設けていないが、口座開設案件・ポイントサイト経由の利用により、未利用口座管理手数料が発生する条件(2年以上取引なし)には該当していない。証券口座6社(SBI証券をメイン)をポイントサイト経由で保有。ちょびリッチの外食モニターを実践中(月1万円分・2026年6月改定後レート、非承認ゼロ)。光熱費・通信費・固定費を含む月平均20万円の決済をJALカードに集約し、年10万JALマイルを積み上げている。ANA・ヒルトン・マリオットは使っていません。新NISA・成長投資・ワンルーム不動産で金融資産2,000万円を運用(投資歴5年・年収700万円)。保有資格は一級建築士・一級建築施工管理技士・FP2級。

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