私は決済集約(固定費込み月20万円)で年約60 Life Status ポイントを積んでいます。JGCの1,500ptまでは、これだけなら25年かかる計算です。
だから対象サービスの追加は、他人事ではありません。調べたところ、2026年に入ってから5つのサービスが追加されていました。しかも5月から8月の4ヶ月に集中しています。JALガス、JALウォーター、JAL Payのカードチャージ、そしてトラリピまで。
私は元現場監督で、いまは建設業のDX企画をしている一級建築士です。今日は2026年の追加を全部並べたうえで、**「積算のされ方が2種類ある」**という構造をお見せします。ここを理解すると、自分が使うべきものだけが選べるようになります。
この記事はこんな方におすすめです
- LSPの対象サービスが最近増えていることを知りたい方
- 契約を増やせばLSPも増えると思い込んでいる方
- JGCのために生活を変えるべきか迷っている方
対象サービスは、静かに増えている
Life Status プログラムの対象サービスは、発表のたびに大きく報じられるわけではありません。公式のお知らせページに、淡々と1行ずつ追加されていきます。
2026年に追加された対象サービス(JAL公式のお知らせより・2026年8月時点)
| 追加日 | サービス |
|---|---|
| 8月3日 | JALのマイルがたまるトラリピ |
| 7月23日 | JALガス |
| 7月1日 | JALウォーター |
| 6月10日 | JAL Pay JALカードチャージ |
| 5月12日 | JALビジネスアビエーション チャーター |
4ヶ月で5サービス。追加のペースは速いです。一方で「JALふるさと納税」の積算終了など、外れるものもあります。
追われる側としては、けっこう大変です。気づかないうちに、自分がすでに使っているサービスが対象になっていた——ということも起こり得ます。逆に、外れることもあります。JALふるさと納税は積算終了が告知されました。入るものだけでなく、出るものもある。 だから「一度調べて終わり」にはできません。
※本記事は2026年8月時点でJAL公式サイトのお知らせ・積算対象サービス一覧を確認して作成しています。対象サービス・積算基準は変更されるため、必ず最新の公式情報をご確認ください。
損の正体:「マイルが貯まる=LSPも貯まる」ではない
対象サービスを調べていて、いちばん誤解しやすいのがここです。JALのマイルが貯まるサービスでも、LSPの対象とは限りません。 そして対象であっても、マイルとLSPの積算ルールはまったく別です。
同じ「マイルが貯まる」でも、LSPは別勘定
- 誤解①:マイルが貯まればLSPも貯まる → 対象サービスに指定されている必要があります。他社ポイントからの交換マイルは対象外です
- 誤解②:たくさん使えばLSPも増える → サービスによっては「月1ポイントが上限」。金額を増やしても、LSPは増えません
- 誤解③:ボーナスマイルも対象になる → キャンペーンのボーナスマイルは原則として対象外のものが多いです
特に誤解②が重要です。生活インフラ系のサービスには、「同じJMBお得意様番号で複数契約しても、毎月1ポイントが上限」という条件が付いているものがあります(JALガス、JALウォーター、JAL光など)。
損の正体は、LSP目的で契約を増やしても、上限に当たって意味がないことがあるという点。先に「上限の有無」を確認してください。
これを知らずに「LSPのために契約を増やそう」とすると、支払いだけ増えて、LSPは増えません。 現場でいえば、耐力壁を増やしても、規定枚数を超えた分は構造計算上カウントされないのと同じです。効かないところに材料を足しても、性能は上がりません。
設計図:LSP対象サービスの「2類型」
調べた結果、対象サービスは積算のされ方で2つに分かれることが分かりました。固有フレーム【LSP対象サービスの2類型】です。
類型①:定額型(契約していれば毎月1pt)
代表例:JALでんき/JALガス/JAL光/JALウォーター/JALモバイル
- 積算のされ方:対象月にマイルが積算されれば、月1pt。複数契約しても、月1ptが上限のものが多い。つまり「金額」ではなく「継続月数」で決まる
- 上限の目安:1サービス×月1pt×12ヶ月=年12pt
- 向いている人:生活インフラを寄せる人。使用量が少なくても、契約していれば積む
類型②:比例型(マイル量に応じて増える)
代表例:JALカード決済/JAL Pay/JAL Mall/JAL NEOBANK/トラリピ
- 積算のされ方:積算されたマイル量に応じてLSPが増える(例:400マイルごとに1pt、100マイルごとに1ptなど※サービスごとに基準が異なります)。年間の上限が設定されているものもある(トラリピは年間100ptが上限)
- 向いている人:決済額・運用額が大きい人ほど積む。私の決済分(年約60pt)もここに含まれます
自分がどちらのタイプで積むかを決めましょう。両方に手を広げる必要はありません。
この分類が分かると、自分に必要なものだけを選べます。生活インフラをJALに寄せられる人は、類型①で年12pt×契約数を安定して積める。決済や運用の額が大きい人は、類型②のほうが効率がいい。両方やる必要はありません。
現場でいえば、構造を強くする方法が「壁を増やす」と「材を太くする」の2通りあるようなものです。どちらでも性能は上がりますが、建物の条件によって、効く方法は違います。
(LSPの基本構造と、私の年60ptという数字の出し方は関連記事「LifeStatus構造分解」に、JGCまでの到達年数の試算は関連記事「JGC到達年数試算表」に書きました。)
【生活インフラの見直しと合わせて】 LSPの積算だけを目的に契約を増やす必要はありません。もともと見直す予定があるなら、選択肢にJALを入れる——その判断のための情報は、この記事で整理しています。JAL以外の固定費の見直しを検討中の方は、ポイントサイト経由での見直しも合わせてご検討ください。
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再現ステップ:自分が使うべきものだけを選ぶ4手順
対象サービスは多いですが、選ぶ手順は単純です。
- いま使っているものを確認する(10分) — 公式の対象サービス一覧を開き、すでに使っているものに印を付けます。「知らないうちに対象だった」がよくあります。ここが最も費用ゼロで増える部分です
- 類型を分ける(5分) — 定額型(月1pt上限)か、比例型か。上限の有無を必ず確認します。定額型は、契約を増やしても頭打ちです
- LSP以外の条件で判断する(重要)★ — LSPのために乗り換えないこと。料金・工事費・契約期間・解約金を確認します。年12ptのために年間数万円払うのは本末転倒です。「もともと乗り換えるなら、JALにする」が正解です
- 積算の反映時期を確認する(5分) — 多くはマイル積算後にLSPが積算されます。反映は翌々月などになる場合があります。すぐに増えなくても、慌てないでください
STEP3が本記事で一番言いたいことです。LSPは「ついでに積む」もの。目的化してはいけません。
STEP3を強調します。年12pt(=定額型1サービスの年間上限)のために、料金の高いサービスに乗り換えたら、確実に損です。 JGCの1,500ptから逆算すると、年12ptは125年分の1年にすぎません。
そもそもLSPは、生活を変えて取りにいくものではないと考えています。すでに払っている固定費や決済が、たまたま対象だった——その分だけを回収するのが健全です。
なお、2026年8月3日に追加されたトラリピは投資サービスです。FXやCFDの自動売買で、元本割れのリスクがあります。 LSPが積めるからという理由で始めるものではありません。投資判断は、LSPとは完全に切り離して行ってください。
【固定費の見直しついでに】 LSPの対象サービスを見直すタイミングで、他の固定費もポイントサイト経由でまとめて見直すと、家計の効率が上がります。登録は無料です。
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到達点:私の場合、どれを使うか
私自身の判断も、正直に書きます。
私のLSP構成(2026年8月時点)
- いま積んでいる分:JALカード決済(固定費込み月20万円)→ 年約60 LSP(類型②:比例型)
- 生活インフラ系(でんき・ガス・光など):現時点では乗り換えていません(料金条件がLSPだけで決まらないため)
- トラリピ:使っていません(投資判断は別軸)
- JAL Pay JALカードチャージ:積算基準を確認したうえで検討中
- 判断の基準:「もともと見直す予定があるか」——あるなら選択肢にJALを入れる、ないならLSPのために動かさない
使っていないものは「使っていない」と書きます。ANA・ヒルトン・マリオットも使っていません。
私のLSPは、年60ptのままです。 対象サービスが5つ増えても、生活を変えていないので増えていません。
ただ、それでいいと思っています。JGCまでの工期が25年と分かった時点で、「急がない」と決めました。中間ゴールのJMB elite(250pt)なら約4年。焦って契約を増やすより、決済集約という既にある仕組みを続けるほうが、私の生活には合っています。
対象サービスの追加を追いかける意味は、「乗り換えるとき、選択肢にJALがある」と知っておくことにあります。ガスも水も、いつかは見直すタイミングが来る。その時に思い出せるかどうか——今日の記事は、そのための一覧です。
失敗談:「条件を確認せず動いて損した」
制度の話をしてきましたが、私は条件を確認せずに動いて損した経験があります。カードを発行するとき、ポイントサイトの経由先を比較せず、増量キャンペーンの時期も確認せずに申し込んで、数千円分を取りこぼしました。
LSPで同じ失敗をすると、もっと高くつく
- カード発行での失敗:条件を読まずに申込→数千円の取りこぼし。1回きりの損で済みました
- LSPで同じことをすると:「対象サービスだから」と契約→上限が月1ptだと後で知る→料金差が毎月発生し続ける→損が"継続"します
契約は、一度きりの判断が毎月効き続けます。だから契約前の条件確認は、発行より重要です。
契約系の失敗は、解約するまで続きます。カード発行の取りこぼしは1回で終わりますが、割高な契約は毎月効いてくる。金額が小さくても、期間が長い分だけ総額は大きくなります。
だから対象サービスが増えるたびに調べはしますが、すぐには動きません。 見直しのタイミングが来た時に、選択肢として持っておく。それで十分だと思っています。
今日やること3つ
- 公式の対象サービス一覧を開く(10分) — すでに使っているものに印を付ける。費用ゼロで増える分が見つかります
- 使っているものの「上限」を確認する(5分) — 月1pt上限か、マイル比例か。契約を増やす意味があるかが分かります
- 「見直し予定」だけメモする(3分) — 契約更新が近いサービスを書き出す。その時が来たら、JALを選択肢に入れます
「効かないところに材料を足しても、性能は上がらない」——構造設計の基本です。上限のあるサービスに契約を重ねても、LSPは増えません。対象サービスを知る目的は、増やすためではなく、見直しのときに正しく選ぶためです。
よくある質問(FAQ)
Q. LSP(Life Status ポイント)とマイルは同じものですか? A. 別物です。マイルが貯まってもLSPの対象サービスでなければLSPは増えません。特に他社ポイントサイトからの交換マイルはLSP対象外とされています。
Q. 生活インフラをJALに乗り換えれば、JGCに早く近づけますか? A. 定額型のサービスは月1ポイントが上限のものが多く、年間で見ても12pt程度にとどまります。JGCの1,500ptから見ると影響は限定的なため、料金が高くなる乗り換えはおすすめしません。もともと見直す予定がある場合の選択肢として検討するのが妥当です。
Q. トラリピはLSPのためにやる価値がありますか? A. トラリピはFX・CFDを用いた投資サービスで、元本割れのリスクがあります。LSPが積めることを理由に投資を始めることはおすすめしません。投資判断はLSPとは切り離して行ってください。
Q. 対象サービスは今後も増えますか? A. 2026年は5月から8月の間に5つのサービスが追加されており、今後も追加・変更・終了がある可能性があります。定期的にJAL公式サイトのお知らせを確認することをおすすめします。
【まとめ】LSPは、生活を変えて取りにいくものではない
- 2026年だけで5つのLife Status対象サービスが追加されている(一方で終了するものもある)
- 対象サービスは「定額型(月1pt上限)」と「比例型(マイル量に比例)」の2類型に分かれる
- LSPのために契約を乗り換えるのは、上限を考えると割に合わないことが多い
- 対象サービスを知る目的は、もともとの見直しのタイミングで正しく選ぶこと
固定費の見直しと合わせて、ポイントサイト経由での家計管理も検討してみてください。
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著者プロフィール
元現場監督 → 一級建築士 → 建設業のDX企画担当|陸マイラー会社員(FP2級)
光熱費・通信費・固定費を含む月平均20万円の決済をJALカードに集約し、年10万JALマイル(保有約10万マイル)と年約60 Life Status ポイントを同じ習慣で積算。JGCは急がず、中間ゴールのJMB elite(250pt)を第一期竣工に設定しています。生活インフラ系のJALサービスへの乗り換えは現時点では行っておらず、トラリピも使っていません。ANA・ヒルトン・マリオットも使っていません。ちょびリッチの外食モニターは2026年1月から実践中(月1万pt=改定後レートで月1万円分・非承認ゼロ)。新NISA・成長投資・ワンルーム不動産で金融資産2,000万円を運用(投資歴5年・年収700万円)。保有資格は一級建築士・一級建築施工管理技士・FP2級。