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SBI証券をメインにした理由|6社を実際に使って比べた"口座の使い分け設計図" 。証券・銀行口座で貯める設計図|第4回

証券口座6社(SBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券・moomoo証券・マネックス証券・野村證券)を、すべて実際に使っています。メインに据えているのは、SBI証券です。

「比較記事は多いけど、実際に複数使った人の話が読みたい」——分かります。スペック表の横並びだけでは、実際に使い続けられるかは分かりません。私も最初は、2つの理由だけで選びました。 使い続けるうちに、他の理由も後から積み重なっていきました。

私は元現場監督で、いまは建設業のDX企画をしている一級建築士です。今日は、「最初にSBIを選んだ理由」と「使い続けて分かった理由」を、分けて書きます。

この記事はこんな方におすすめです

  • スペック比較だけでは、どの証券会社をメインにすべきか決められない方
  • 実際に複数の証券口座を使った人の実感を知りたい方
  • 証券口座を乗り換えるべきか迷っている方

「比較記事はあるけど、実際に使った人の話がない」

証券口座の比較記事は、検索すればいくらでも出てきます。手数料表、還元率表、取扱商品数——スペックの横並びです。

比較記事にあるものと、ないもの

内容
比較記事によくあるもの 手数料・還元率・取扱商品数の一覧表(情報としては正確)
比較記事にないもの 実際に使い続けてみて、どう感じたか。6社を横に並べて「結局どれを使っているか」

スペックは静止画。使用感は動画。静止画だけでは、続けられるかは分かりません。

私は証券口座6社を実際に開設して使っています。今日は、その中でSBI証券をメインに据えた理由を、正直に書きます。

(6社をどう管理しているかの全体像は関連記事「証券口座を6社つくった全記録(第2回)」に書きました。本記事は、その中の「なぜSBIか」を深掘りしたものです。)

※本記事は口座選びの判断基準・実績・使い分けの事実を紹介するものであり、特定の金融商品を推奨するものではありません。


損の正体:「スペック比較」だけでは、メインは決められない

比較記事を何本読んでも決められない、という悩みの正体は、これだと思っています。

スペック比較で決められない理由

  • スペック表で分かること:手数料はいくらか、還元率は何%か、取扱商品は何本か
  • スペック表で分からないこと:実際にどれくらいの頻度で使うか、自分の生活にどう組み込まれるか、使い続けて後からどう感じるか

損の正体は、机上の比較と実運用の間にギャップがあること。スペックが良くても、使い続けられるかは別問題です。

現場でも、カタログスペックだけで資材を選んで、実際の施工性で苦労することがあります。数字上の性能と、使ってみた実感は、必ずしも一致しません。 証券口座も同じで、スペック比較だけでは「メインにできるか」までは判断できないんです。

だから今日は、私が実際に使って選んだ過程を、正直に書きます。


設計図:「メイン口座の判定:入口2つ+定着2つ」

固有フレーム【メイン口座の判定:入口2つ+定着2つ】です。私の場合、SBI証券を選んだ理由は、時系列で2段階に分かれます。

入口の理由(最初に選んだ決め手)

  • 理由①:投信ラインナップの広さ — 取扱商品数が多く、選択肢が広かった。新NISAで使う商品を、後から変える必要がなさそうだった
  • 理由②:クレカ積立のポイント還元率 — 積立をカード決済にできて、その分ポイントも貯まる仕組みがあった。「積立しているだけでポイントが増える」のは、他の選択肢と比べて分かりやすかった

定着の理由(使い続けて後から効いてきたこと)

  • 理由③:手数料の安さ — 使い続けるうちに、取引のたびにコストが積み重ならないことに気づいた。長期で使うほど、じわじわ効いてくる部分
  • 理由④:アプリ・サイトの使いやすさ — 毎回の操作でストレスがないことは、継続する上で意外と大きい。開設時には分からなかった、使い続けて初めて分かる価値

入口の理由(①②)だけで決めたわけではありません。③④は、後から積み上がったものです。

ここが大事なところです。私は最初、①②の2つの理由だけでSBIを選びました。 ③④は、開設時には分かりませんでした。使い続けているうちに、「そういえば手数料で損した感覚がない」「操作に迷わない」と、後から気づいた理由です。

現場でいえば、**発注時点で分かる仕様(①②)と、実際に使ってみて分かる施工性(③④)**は別物です。カタログだけを見て発注し、現場で使ってみて初めて「これは扱いやすい」と分かることがある。証券口座も同じ構造でした。


再現ステップ:自分のメイン口座を決める4手順

自分に当てはめる手順です。

  1. 自分の投資目的を明確にする(5分) — 新NISA中心か、少額分散か、クレカ積立を重視するか。目的が決まれば、比較する軸も絞れます
  2. 入口の基準を2つに絞る(5分) — 全部の項目を比較しようとせず、最初は2つだけ決めます。私の場合は「商品ラインナップ」と「クレカ積立の還元率」でした
  3. 候補を絞って、実際に少額から使う(継続) — スペック比較だけで即決せず、小さく始めて使用感を確認します。手数料・使いやすさは、使ってみないと分かりません
  4. 数ヶ月使ってから、定着の理由を棚卸しする — 「気づいたら効いていた理由」を後から言語化します。これが、本当にメインにすべきかの判断材料になります

最初から完璧な基準を作ろうとしなくていい。入口は2つで十分。残りは使いながら見つかります。

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※証券口座の開設条件・手数料・還元率・取扱商品は変更されることがあります。開設前に必ず各公式の最新情報をご確認ください。


到達点:結局、SBIをメインにした決め手

私の結論を、正直にまとめます。

私がSBI証券をメインにした理由(2026年8月時点)

  • 最初に選んだ理由(入口):投信ラインナップの広さ、クレカ積立のポイント還元率 → この2つで、開設を決めた
  • 使い続けて分かった理由(定着):手数料の安さ、アプリ・サイトの使いやすさ → この2つは、後から実感として積み上がった
  • いまの位置づけ:新NISA・クレカ積立の中心をSBI証券に置き、他の5社はサブ運用・獲得専用として使い分け(詳しくは第2回に書きました)

「最初から4つの理由で選んだ」わけではありません。2つで決めて、あとの2つは使いながら見つけました。

正直に言うと、開設時点で「手数料が安いから」「使いやすいから」と語れるほど、比較し尽くしていたわけではありません。 ラインナップとポイント還元、この2つで十分だと思って始めました。

でも、使い続けるうちに、手数料の安さや操作のしやすさが、じわじわと「これでよかった」という確信に変わっていきました。比較記事に書かれるスペックの多くは、実は「使ってみて初めて実感するもの」だった——これが、今回の一番の発見です。

ここでもう一度お伝えします。私は特定の銘柄・投資信託・金融商品をおすすめしません。 どこで何を買うべきかではなく、「なぜその口座を選び、使い続けているか」という事実だけをお伝えしています。

※投資には元本割れの可能性があります。投資に関する最終判断は、必ずご自身の責任で行ってください。


失敗談:「比較せず動く」癖は、口座選びにも出ていた

正直に書きます。SBI証券をメインに選んだこと自体は失敗ではありませんが、別の場面で「比較せず動く」失敗をしています。

カードを発行するとき、ポイントサイトの経由先を比較せず、増量キャンペーンの時期も狙わずに申し込んで、数千円分を取りこぼしたことがあります。

証券口座は"入口だけ"比較して、カード発行は"入口すら"比較しなかった

  • 証券口座(今回の話):入口の理由(2つ)だけは比較した → 結果的に、悪くない選択になった
  • カード発行での失敗:入口の比較すら、一切しなかった → 数千円分の取りこぼし

「完璧な比較」ではなく「最低限の入口比較」があるかどうかが分かれ目です。

現場でも、発注前に最低限の仕様確認をするかどうかで、結果は大きく変わります。完璧な比較でなくてもいい。2つでいいから、入口の基準を持つこと——これが、この2つの経験を比べて分かったことです。


今日やること3つ

  1. 自分の投資目的を1行で書く(3分) — 新NISA中心か、少額分散か等
  2. 比較する基準を2つだけ選ぶ(3分) — 全部を比較しようとしない
  3. 候補を1社、少額から試してみる(継続) — 使いながら、後から効く理由を見つける

「カタログスペックと、実際の施工性は別物」——現場の実感です。証券口座も、スペック表だけでメインを決めようとしなくていい。 入口の基準を2つ持って、あとは使いながら理由を積み上げていく。それで十分でした。


よくある質問(FAQ)

Q. 証券口座を選ぶとき、何を基準にすればいいですか? A. 最初からすべての項目を比較しようとせず、まずは自分の投資目的に合わせて2つ程度の基準(例:投信ラインナップ、クレカ積立の還元率)に絞ることをおすすめします。手数料や使いやすさは、実際に使ってみて初めて実感できることが多いです。

Q. メイン口座は途中で変更してもいいですか? A. 問題ありません。実際に使ってみて、手数料の安さや操作性など「定着の理由」が見えてきた時点で、改めてメインを見直すという考え方もできます。

Q. 複数の証券会社を比較するのに、時間をかけすぎるのはよくないですか? A. 完璧な比較を最初から目指す必要はありません。入口の基準を2つ程度に絞って開設し、使いながら判断材料を増やしていく方法のほうが、現実的に続けやすい傾向があります。

Q. SBI証券以外の証券口座は不要ですか? A. 目的によります。著者の場合、SBI証券をメインにしつつ、他の証券口座はポイント運用や案件獲得目的でサブ的に活用しています(詳細は関連記事「証券口座を6社つくった全記録」)。


【まとめ】完璧な比較でなくていい。入口の基準を2つ持つ

  • 比較記事のスペックだけでは、実際に使い続けられるかは判断できない
  • 入口の理由(最初に選んだ決め手)と、定着の理由(使い続けて分かったこと)は別物
  • 最初から4つの基準を揃える必要はない。2つで決めて、残りは使いながら見つければいい
  • 完璧な比較より「最低限の入口比較」があるかどうかが分かれ目

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著者プロフィール

元現場監督 → 一級建築士 → 建設業のDX企画担当|陸マイラー会社員(FP2級)

証券口座6社(SBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券・moomoo証券・マネックス証券・野村證券)を実際に使い、SBI証券をメインに据えている。選んだ入口の理由は投信ラインナップの広さとクレカ積立のポイント還元率、使い続けて分かった定着の理由は手数料の安さと使いやすさ。新NISA・クレカ積立をSBI証券に集約し、楽天証券(楽天ポイント)・三菱UFJ eスマート証券(Pontaポイント)はサブ運用、その他はポイント獲得目的で使い分け。光熱費・通信費・固定費を含む月平均20万円の決済をJALカードに集約し、年10万JALマイルを"陸"で積み上げ(保有約10万マイル)。ちょびリッチの外食モニターも2026年1月から実践中(非承認ゼロ)。ANA・ヒルトン・マリオットは使っていません。新NISA・成長投資・ワンルーム不動産で金融資産2,000万円を運用(投資歴5年・年収700万円)。保有資格は一級建築士・一級建築施工管理技士・FP2級。

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