年10万JALマイルを"陸"で貯めています。その内訳を出すと、カード決済で貯まっているのは約24,000マイル。全体の4分の1以下です。
「月20万円もカードに集約しているなら、決済で貯まっているんでしょう?」と思われがちですが、違います。いちばん大きいのはポイントサイト経由の約60,000マイル。決済はむしろ、毎月ブレずに積み上がる"土台"としての役割です。
私は元現場監督で、いまは建設業のDX企画をしている一級建築士です。現場では、工事費の内訳書がなければ見積もりは信用されません。今日は、年10万マイルを4本の柱に分解して、どこが再現しやすくて、どこが人によって変わるのかまで正直に書きます。
この記事はこんな方におすすめです
- 「年10万マイル」という数字だけ見て、自分に再現できるか分からない方
- カード決済を集約しているのに、思ったほどマイルが貯まらない方
- 外食モニターやポイントサイトを使ってみたいが、何から手を付けていいか分からない方
「年10万マイル」だけ聞いても、真似できない理由
陸マイラーの発信を見ていると、必ず出てくるのが「年◯万マイル貯めました」という数字です。でも、その数字だけを見ても、読んだ人は何もできません。
| 合計だけ見せられた場合 | 内訳が示された場合 | |
|---|---|---|
| 分かること | 「すごい」という感想 | どこが自分にもできるか |
| 分からないこと | 何をすればいいか/本当に届くか | — |
| 再現性 | ゼロ | 自分の生活で試算できる |
合計は結果。内訳は設計図。 現場でも、総額だけの見積書は通りません。
現場で見積書を出すとき、「工事一式 ◯◯万円」では絶対に通りません。数量・単価・費目に分解した内訳書を付けて、初めて検討してもらえます。マイルの話も同じであるべきだと思っています。だから今日は、内訳書として出します。
損の正体:「決済だけで貯める」と思い込むと届かない
内訳を出す前に、いちばん多い誤解を潰しておきます。「カード決済を集約すれば、年10万マイル貯まる」——これは成立しません。
決済だけで年10万マイルを目指すと(100円=1マイルの場合)
- 年10万マイル = 年1,000万円の決済が必要
- 月あたり 約83万円
- 普通の会社員の生活では、まず届きません
私の実際の決済は
- 月平均20万円(光熱費・通信費・固定費込み)
- 年240万円 → 約24,000マイル
- 目標の4分の1以下です
損の正体は、1本の柱で建てようとすることです。決済だけで届かせようとすると、必要な決済額が非現実的になり、無理な支出か諦めのどちらかになります。
建物を1本の柱で支えようとすれば、その柱は極端に太くなります。現実的ではありません。複数の柱で分散して支えるから、それぞれは無理のない太さで済む。年10万マイルも同じでした。だから柱を4本に分けています。
※還元率・交換レートは変更されることがあります。本記事は2026年8月時点の情報です。
設計図:年10万マイルの「4本柱」
固有フレーム【年10万マイルの4本柱】です。私の実際の内訳を、そのまま出します。
年10万JALマイルの内訳(2026年時点)
| 柱 | 内容 | マイル数 | 割合 |
|---|---|---|---|
| ①カード決済 | 月平均20万円×12ヶ月×100円=1マイル | 約24,000 | 約24% |
| ②特約店の上乗せ | JALカード特約店(100円=2マイル)利用分 | 約6,000 | 約6% |
| ③ポイント交換 | 楽天・PontaなどからJALマイルへ交換 | 約10,000 | 約10% |
| ④ポイントサイト | 外食モニター+カード発行の合計 | 約60,000 | 約60% |
| 合計 | 約100,000 | 100% |
※ANA・ヒルトン・マリオットは使っていません。出口はJAL一本に絞っています。
ここが、この記事でいちばん伝えたい構造です。4本の柱は、性質が2種類に分かれます。
安定工程と変動工程は、扱いが違う
安定工程(柱①②③=約40,000マイル)
- 仕組みを一度組めば、毎年ほぼ同じ量
- 判断もほぼ不要。生活しているだけで積む
- 再現性が高い(あなたの決済額で試算できます)
変動工程(柱④=約60,000マイル)
- 案件と行動量で決まる
- カード発行は信用情報の制約で年数回まで
- 外食モニターは毎月の積み上げ
- 再現性は「やった分だけ」
安定工程を先に組み、変動工程を上に乗せる。逆順にすると、毎年ゼロから走ることになります。
建物でいえば、柱①②③が基礎と躯体、柱④が上物です。基礎ができていない状態で上物だけ積もうとすると、毎年イチから案件を探し続けることになる。しかも案件は改悪も終了もします。
まず安定工程(約4万マイル)を組む。それだけで、特典航空券が視野に入ります。 その上で変動工程を乗せる——これが順番です。
ポイントサイト(柱④)が最大の理由——外食モニターという選択
柱④の内訳をもう少し詳しく書きます。私が主に使っているのは、ちょびリッチの外食モニターです。
- 外食モニターは2026年1月から開始
- 累計は約5万pt(旧レート表記・円換算で約2万5,000円分)
- JALマイルへの直接交換は円換算50%なので、約12,500マイル相当
- 非承認はこれまでゼロ
外食は生活の中で必ず発生する支出です。その支出先をモニター対応の店に寄せるだけなので、新しい我慢や工夫はほとんど要りません。 これが柱④の中でも再現しやすい部分だと感じています。
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入会特典の有無・金額・条件は時期によって変わるため、必ず[ちょびリッチ公式サイト]で最新情報をご確認ください。
一方、カード発行分は年によって変動が大きい柱です。信用情報を守るために発行間隔を半年以上あけているので、無限には増やせません(この間隔の設計は関連記事「クレカ発行工程表」で詳しく書いています)。
再現ステップ:自分の数字に置き換える4手順
あなたの生活で、どこまで届くかを試算する手順です。
STEP1:柱①を計算する(3分) 月間のカード決済額 × 12 × 還元率 例:月10万円 × 12 × 1% = 年12,000マイル。ここは電卓だけで出ます。
STEP2:柱②の伸びしろを見る(5分) よく行く店が特約店かを調べます。該当すれば、同じ支出でマイルが2倍。支出を増やさずに増える唯一の柱です。
STEP3:柱③の在庫を確認する(5分) 楽天・Pontaなど、他社ポイントの残高を確認し、交換レートを調べてマイル換算します。使い道が決まっていないポイントが、そのまま原資になります。
STEP4:柱④に何を置くか決める(10分) 外食モニター(毎月コツコツ積む)と、カード発行(年数回の大きい山)、どちらを主にするかで動き方が変わります。
STEP1〜3の合計が、あなたの"安定工程"です。ここが土台。柱④はその上に乗せてください。
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※交換レート・還元率・案件条件は変更されます。ご利用前に各公式の最新情報をご確認ください。
到達点:安定工程だけで約4万マイル
私の内訳から、読者が持ち帰れる部分を「真似しやすい順」に並べ替えます。
| 真似しやすさ | 柱 | 補足 |
|---|---|---|
| 真似しやすい | ①決済集約 | 固定費をカードに寄せるだけ。一度の工事で毎月自動 |
| 真似しやすい | ②特約店 | 買う店を変えるだけ。支出は増えない |
| やや条件次第 | ③ポイント交換 | 使っている経済圏による。交換ルートの有無を要確認 |
| 行動量次第 | ④ポイントサイト | やった分だけ。ただし最大の柱 |
年10万マイルという数字に圧倒される必要はありません。 そのうち約4万マイルは、決済の置き場所を変えて、ポイントの出口を決めただけの部分です。特別な行動量は要りません。
残りの6万マイルは、行動量で変わる部分。まず4万を安定させて、そのあと自分のペースで上に乗せる。 これが無理のない順番です。
失敗談:内訳を出さずに走っていた頃
正直に書きます。私は最初、この内訳を持っていませんでした。「マイルが貯まればいい」と思って、目についた案件をやっていた。その結果どうなったか。
- やっていたこと:案件を見つける → やる → 貯まる。合計しか見ていませんでした
- 起きたこと:カードを発行するとき、ポイントサイトの経由先を比較せず、増量キャンペーンの時期も狙わずに申込 → 数千円分を取りこぼしました。しかも、損したことに気づいていませんでした
- 内訳を持ってから:柱ごとの量と単価が見えるようになり、「この柱は段取り次第で伸びる」と分かるようになりました。比較と時期を確認するようになったのは、内訳を出してからです
内訳書は、自慢のためではなく、自分の高値仕入れに気づくためにあります。 現場でも、原価を費目別に締めていない現場は、高い資材を掴んでも誰も気づきません。内訳に分けて初めて、どこが悪いかが見えます。
今日やること3つ
- 柱①を計算する(3分) — 月間決済額 × 12 × 還元率。これがあなたの"土台"の数字です
- 柱③の在庫を確認する(5分) — 楽天・Pontaなどの残高を見る。使い道未定のポイントが、そのまま原資です
- 柱④に何を置くか、1つ決める(5分) — 毎月コツコツ(外食モニター)か、年数回の大きい山(カード発行)か
「総額だけの見積書は通らない」——現場の常識です。年10万マイルという合計は結果でしかなく、再現できるのは内訳のほうです。
よくある質問(FAQ)
Q. 外食モニターは初心者でも始められますか? A. ちょびリッチへの無料登録から始められます。案件ごとに条件(指定メニュー・撮影の有無・提出期限など)が決まっているので、最初は条件の緩い案件から試すのがおすすめです。
Q. 外食モニターで非承認になることはありますか? A. 案件の条件(撮影内容やレシートの提出など)を満たさない場合は非承認となる可能性があります。私自身はこれまで非承認はゼロですが、条件を事前によく確認することが重要です。
Q. カード決済だけで年10万マイルは狙えますか? A. 100円=1マイルの場合、年10万マイルには年1,000万円(月約83万円)の決済が必要になり、現実的ではありません。本記事のように、決済・特約店・ポイント交換・ポイントサイトの4本柱に分散するのが現実的です。
Q. どの交換ルート・還元率も本当に今の条件ですか? A. 本記事の数値は2026年8月時点の情報です。還元率・交換レート・キャンペーン内容は変更されるため、実際にご利用の際は必ず各公式サイトの最新情報をご確認ください。
【まとめ】年10万マイルは、4本の柱で無理なく貯める
- 決済だけで年10万マイルを狙うのは非現実的(月約83万円の決済が必要)
- 決済・特約店・ポイント交換の3本(安定工程)で、約4万マイルは無理なく貯まる
- 残り6万マイルは、外食モニターやカード発行などの行動量次第(変動工程)
- まず安定工程を組み、その上に変動工程を乗せるのが無理のない順番
外食モニターは、生活の外食を置き換えるだけで始められる、再現性の高い柱の一つです。
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著者プロフィール
元現場監督 → 一級建築士 → 建設業のDX企画担当|陸マイラー会社員(FP2級)
年10万JALマイルを"陸"で積み上げています(保有約10万マイル)。内訳は、カード決済 約24,000マイル(光熱費・通信費・固定費を含む月平均20万円をJALカードに集約)、特約店の上乗せ 約6,000マイル、楽天・PontaなどからのJALマイル交換 約10,000マイル、ポイントサイト経由 約60,000マイル(外食モニター+カード発行の合計)。外食モニターは2026年1月開始で、ちょびリッチにて累計約5万pt(旧レート表記・円換算で約2万5,000円分)、非承認はこれまでゼロ。カード発行によるポイントサイト獲得は別枠で累計約5万pt。ANA・ヒルトン・マリオットは使っていません。新NISA・成長投資・ワンルーム不動産で金融資産2,000万円を運用(投資歴5年・年収700万円)。保有資格は一級建築士・一級建築施工管理技士・FP2級。