ひふみ投資って実際おすすめのファンドなのかな
メリット、デメリットや利回りなどについて知りたいな
こんな疑問にお答えします。
結論
- 長期的に高い結果を出しており購入価値のあるファンド
- 投資家と運用してる人の距離が近く安心して任せることができる
- アクティブファンドとインデックスファンドの違いの理解は必要
資産形成の1つとして人気の高い投資信託。
投資信託という言葉はよく聞くけど実際どこがいいのかわからず迷っている方も多いと思います。
今回は独自のノウハウや実績を活かした運用方針で最近人気を集めているのが「ひふみ投信」についてご紹介したいと思います。
ひふみ投信は長期投資での運用になりますが投資上級者はもちろん初心者にもおすすめの投資信託です。
下記でひふみ投資の基本情報、メリット、デメリットなどについて詳しく解説していきます。
目次
ひふみ投信とは
下記が「ひふみ投信」の基本情報になります。
会社名 | レオス・キャピタルワークス株式会社 |
代表 | 藤野英人氏 |
販売形態 | 直接販売 |
口座開設件数 | 85,037件(2020年9月時点) |
純資産総額 | 145,955百万円(2021年5月28日時点) |
信託報酬 | 年1.078%(税込) |
NISA | 〇 |
運営会社は「レオス・キャピタルワークス」という会社で「日本を根っこから元気にする」をコンセプトに、主に日本の成長企業に投資をする投資信託です。
2021年5月に運用資産残高が1兆円を突破した実績を持つ会社になります。
「ひふみ投信」以外に「ひふみプラス」など投資信託の「ひふみ」シリーズ9商品を提供しています。
メリット
それでは早速メリットを見ていきましょう。
国内外の成長企業の株式に分散投資ができる
「ひふみ投信」は国内株式が中心のファンドですが他にも「ひふみ」シリーズがあり海外株式に投資することができます。(海外株式はひふみワールド)
国内外の成長企業の株式に対して、ファンドを通して分散投資を行うことができるのが主な特徴です。
「ひふみ投信」や「ひふみワールド」では、国内外の株式や投資証券など様々な資産から構成されたファンドに投資できるので、投資家は少額資金からリスク分散の図られた運用を行うことができます。
独自の運用ノウハウがあり高いリターンが見込める
ひふみ投信の収益は2022年8月時点で下記になります。
直近のリターン率は世界的なコロナウイルスの影響もあり下がったものの、長期目線で見ると+に傾いていることが見受けられます。
「ひふみ投信」「ひふみワールド」はアクティブファンドのため、積極的に銘柄の組み替えを行いながら日経平均などのベンチマーク以上の収益を狙っています。
また、収益は自動的に再投資されるため、長く運用すれ程、収益性を高めることができることも特徴です。
実績が豊富な企業が運用・販売を行なっている
レオス・キャピタルワークス社の特徴として、企業規模の大きくない企業であっても精密な調査を行い利益が出ると判断すれば積極的に出資しており、他の投資運用会社ではあまり見られない運用を行なっています。
これは顧客である投資家への利益還元と投資先の成長の両立を目指すスタイルが伺え、しっかりと結果も出しているからできることでしょう。
また「ひふみ投信」では「アナリストによる運用報告や市場動向の説明」を月1回行うなど運用メンバーと交流できる場を多数用意しております。
投資家と運用メンバーの距離が密接なところも他の投資会社では中々見受けられないのが特徴です。
NISAに対応している
「ひふみ投信」は「一般NISA」「つみたてNISA」に対応しています。
(NISA口座を開設して利用すると、毎年、定められた範囲内の投資額は非課税になります。)
毎月1万円程度の少額での積み立て投資を「ひふみ投信」で検討している方には、NISA口座の利用を検討するのがおすすめです。
なおつみたてNISAの対象商品は「ひふみ投信」と「ひふみプラス」です。
デメリット
気になる点についても確認して見ましょう。
インデックス投資と比較すると信託報酬が高い
ひふみ投信・ひふみワールドはアクディブファンドになります。
そのため信託報酬は、運用の手間があまりかからないことや、投資家利益の保護を理由に信託報酬を低めに設定しているインデックスファンドと比較すると高くなります。
アクティブファンドは、運用成績を左右するため、情報収集や運用のための費用がかかり、信託報酬が高くなります。
下記はインデックスファンドと比較した例です。
商品名 | 信託報酬(税込) |
ひふみ投信 | 1.078% |
ひふみワールド | 1.628% |
eMAXIS TOPIXインデックス | 0.440% |
ニッセイTOPIXインデックスファンド | 0.154% |
しかしインデックスファンドより信託報酬を差し引いたリターンは大きくなる事もあり、インデックスファンドとは違って、相場下落時にも上昇する可能性があることから一概に高いとは言い切れません。
レオス・キャピタルワークスでの口座開設が必要
大きなデメリットとなるわけではありませんが「ひふみ投信」を行うためにはレオス・キャピタルワークスでの口座開設が必要になります。
他の証券会社や銀行口座を利用して投資を考えていた方は一手間必要の認識だけ注意いただければと思います。
ひふみ投信とひふみプラスの違いについて
ひふみシリーズの中に「ひふみプラス」という「ひふみ投信」と似た日本の成長株に投資するものがあります。
それぞれの共通点や違いについては下記のようなものになります。
比較対象 | ひふみ投信 | ひふみプラス |
販売形態 | 直接販売 | 間接販売 |
購入可能な所 | レオスキャピタルワークス | 銀行や証券会社 |
投資対象 | 主は日本の成長株 | 主は日本の成長株 |
信託報酬(年率) | 1.078%(税込) | 1.078%(税込) |
積立投資の最低金額 | 1,000円 | 100円〜 |
NISA口座の運用 | 可能 | 販売会社によって可能 |
特典 | セミナーへの招待 | なし |
購入方法や特典の有無に違いがあります。
それぞれのおすすめな人は下記のような人になります。
ひふみ投信がおすすめな方
1,長期保有を目的としており信託報酬割引を考えている方
2,限定セミナーなどの特典に興味がある方
ひふみプラスがおすすめな方
1,使用したい証券会社がある方
2,「ひふみ」シリーズ以外のファンドも検討している方
まとめ
ひふみ投信についてメリット、デメリットについて解説してきました。
上記内容をまとめると以下のような内容になります。
- 長期投資に向いており、実績も高いファンドである
- 特典が多く、投資家と運用してる人の距離が近く安心して任せることができる
- 信託手数料は自分の投資方法にあっているか検討が必要
まずは少額から投資信託を検討している方にとっては1000円から始める事もできるので、一度検討されることをおすすめします。