セイルチェアとの違いはなんだろう
こんな疑問にお答えします。
結論 【アーロンチェア】を1年以上利用してみて、安くない買い物ですが本当にいい買い物をしたと今でも思っています。
本記事の内容
- ハーマンミラーとは
- アーロンチェアを1年以上使ってみたガチ評価&レビュー
- アーロンチェアがおすすめな人、おすすめではない人
- セイルチェアとの違い
個人的には非常に良い買い物をしたと思っておりますが、人によって合わないは必ずあると思います。
気になる点も記載しているので、購入を検討されている方は、そちらも目を通すことをおすすめします。
目次
ハーマンミラーとは
米国ミシガンに本社を構える歴史と最先端の両方を兼ね備えた世界的に実力の高い家具メーカーです。
「アーロンチェア」「イームズ夫妻」などのキーワードでハーマンミラーを連想される方も多いと思います。
アメリカのモダンデザインを代表する家具メーカで、高品質なオフィス家具メーカーとして世界から評価されている会社です。
アーロンチェアのサイズ/機能
今回私が購入したのは上記でも記載しましたが「アーロンチェア リマスタード」になります。
サイズは3つから選ぶことができ、日本人の体型でも利用しやすいように設計されています。
また特徴的なのが保証期間の長さ。12年と長くここまで保証してくれるところは中々ないのではないでしょうか。
アーロンチェアのサイズ
Aサイズ 最大横幅655 最大全高880 ~ 980 座面高380 ~ 480 mm
Bサイズ 最大横幅685 最大全高930 ~ 1045 座面高405 ~ 520 mm
Cサイズ 最大横幅720 最大全高1000 ~ 1155 座面高425 ~ 580 mm
アーロンチェアの素材
シート&バック素材 エラストメリック&ポリエステル
フレーム ポリエステル&アルミダイキャスト
ベース素材 ガラス繊維入りナイロン or アルミダイキャスト
本体重量 23.5kg
アーロンチェアの搭載機能
「ガス圧シリンダー座面昇降機能」「リクライニングチルト機能」「チルト調整機能」「後傾ロック機能」「前傾機能」「ポスチャーフィットSL調整機能」「アーム昇降機能」「アームパッド前後左右斜可動機能」を装備
保証期間
本体、可動部保証期間 12年
ガス圧シリンダー 2年
アーロンチェアを1年以上使ってみたガチ評価&レビュー
では早速、アーロンチェアのガチ評価&レビューをしていきます。
今回私が購入したのは「グラファイト」カラー(黒系の色)のCサイズです。
カラーは他に「ミネラル」「カーボン」があります。存在感の大きいチェアなので部屋の雰囲気に合わせてカラーを選択することをおすすめします。
※カラーによって価格が変動します。基準はグラファイトで「ミネラル」「カーボン」は少し高くなります。
筆者スペック
- 身長:180cm
- 使用頻度:1日10時間以上/毎日
アーロンチェアの機能の評価&レビュー
アーロンチェアは長い時間座っても接触している身体に負荷がかかりにくいよう通気性・耐圧性の良いメッシュ状で作られています。
「ペリクル」というメッシュ状の素材で、世界で初めて背も座もメッシュ素材を使ったワークチェアとして作成されました。
座ると体の荷重が均等に分散するよう、場所によって硬さが変わっており、長時間利用してもお尻や太ももへの負担が少なくなっています。
通気性がいいので皮の椅子などでたまに発生する臭いの問題もないので快適です。
背骨を逆S字で支えるための機能
アーロンチェア には仙骨と腰椎を両方カバーする「ポスチャーフィットSL」が搭載されています。
骨盤の仙骨部分から腰椎部分まで包括的に支えることで、背骨が人間の正常な形に近づくために長時間座っていても負担がかかりづらいです。
前傾姿勢を維持し作業性を捗らせる機能
椅子に座ってデスクワークをする際人は自然と前傾姿勢になってしまい、背もたれと体の間に空間ができて猫背の体勢になってしまう人が多くいます。
この課題を解決するために背もたれの角度を直立にする「前傾チルト」という機能がついており、背もたれと体の間の空間を抑え直立姿勢を取れるようになっています。
この機能は体への負荷を本当に軽減させてくれていると実感し、作業を捗らせてくれていると思います。
※写真だと分かりにくいかもしれませんが前側に少し角度がついて保たれています。
前傾前
前傾後
休息時に使いたいスムーズなリクライニング機能
アーロンチェアのリクライニング機能にはカーボンファイバー性の板バネを採用しており、座る人の体重に合わせて調整できるように設計されています。
体に密着して背もたれが稼働してくれるため、作業の合間に少し休憩をしたい時に非常に便利です。
また可動部分は12年の保証がついているため安心して利用できます。
キャスター・アームパッドの違いと機能
キャスターには「BBキャスター」と「DC1キャスター」の2種類ありようです。
BBキャスター:カーペットやフローリングでの利用を想定
DC1キャスター:コンクリや石床でも利用できる
BBキャスターで問題ないかと思いますが、利用範囲を広く考えられているのは流石だと思いました。
なお店舗で見せてもらった際DC1を使うとキャスターの方が転がした時の音が小さく、床へのダメージが僅かに少ないとのことだったので細くこだわる方は検討をおすすめします。
アームパッドは高さが調整できるため自分の体に合った高さに合わせることができます。
材質は「ビニール」と「レザーアーム」があって細かい手触り・見た目にこだわる方はレザーの検討もおすすめです。
私は今回レザーを選びましたが充分満足しています。
アーロンチェアがおすすめな人・あまりおすすめではない人
個人的には1年以上利用して不満はなく大変満足です。
長く利用してみて、アーロンチェアをおすすめできる人、おすすめできない人を自分なりにまとめてみます。
おすすめな人
- 身長が高い人
- インテリアとしての機能も持ったチェアを探している人
- 猫背で作業をしてしまう人
- 長時間座って作業をする人
- 長期間の利用を想定してチェアを探している人
あまりおすすめではない人
- 椅子の上であぐらを描いて作業をしたい人(クッションをひけば解決します)
- 椅子の上でゆったりと眠りたい人
- デスクワークの時間が1日でほとんどない人
私自身長時間作業をやっていると足を上げてしまう癖があり、あげるとメッシュ部分に触れて少し痛いです。
そのため足を上げる癖が治って良いと捉えるようにしましたが、たまに上げたくなった場合は薄いクッションを敷くことで解決できるためそこまで心配ではないと思います。
個人的に1つ気になることがメッシュのため椅子の手入れを忘れると目立って埃が溜まってしまうためそこだけ注意したいと利用していて思ってます。
【比較】セイルチェアとの違い
最後にセイルチェアとの比較を記載します。
セイルチェアもハーマンミラー社のチェアで「前傾機能」を持ち合わせています。
セイルチェアはアーロンチェアと同じ機能ながら価格が抑えて開発されていいます。
予算を抑えてハーマンミラーのチェアを検討している方におすすめです。
チェアの大きさもあまり変わらず、見た目が少しスッキリしていることが特徴です。
まとめ
以上、アーロンチェアについての評価やレビューを紹介してきました。
アーロンチェアを1年以上利用してきましたが全く後悔はありません。
価格が少し高く購入を躊躇される方もいるかもしれませんが、補償の長さ、デザイン、座り心地の快適性を加味すると一生もんの買い物としては非常におすすめです。
試したことない方は、ぜひ、試してみてください。
今まで長時間のデスクワークが苦手だった方もきっと快適に作業ができると思います。