外食モニターを7ヶ月続けて、私の保有マイルは着実に増えています。累計で約12,500マイル相当。でも、このマイルは、JGCには1ミリも近づいていません。
「マイルが貯まっているから、Life Statusも順調に違いない」——私も最初はそう思っていました。でも、マイルとLSPは、別の帳簿で管理されているんです。
私は元現場監督で、いまは建設業のDX企画をしている一級建築士です。現場では、出来高(できた量)と出来高払い(対象になる量)は、必ずしも一致しません。今日は、その"対象外"の構造を、全部並べて解説します。
この記事はこんな方におすすめです
- 「マイルは増えているのにLSPが増えない」と感じている方
- 何が対象で何が対象外かの線引きが分からない方
- 外食モニターでの努力が無駄になっていないか不安な方
「マイルは増えているのに、JGCに近づいている実感がない」
外食モニターを始めてから7ヶ月。マイルの残高は、毎月きちんと増えています。でも、あるときJMBアプリでLife Statusポイント(LSP)の残高を確認して、違和感を覚えました。マイルの伸びに対して、LSPがまったく連動していない。
「増えているはずなのに」の正体
- 見ていたもの:JALマイルの残高 → 外食モニター経由で、毎月コツコツ増加
- 見ていなかったもの:Life Statusポイントの残高 → 同じ期間、この分はほぼ動いていない
「マイルが増える=JGCに近づく」ではありませんでした。
同じように悩んでいる方は多いと思います。「マイルは増えているのにLSPが増えない」「何が対象で何が対象外かの線引きが分からない」「無駄な努力をしていないか不安」——今日は、その線引きを1枚の図にします。
※LSPの積算基準・対象サービスは変更されることがあります。本記事は2026年8月時点でJAL公式サイトを確認した内容です。
損の正体:「マイル」と「LSP」は、別の帳簿だった
外食モニターで得たポイントは、ちょびリッチ→JALマイルへの**"交換"**です。この交換によって得たマイルが、なぜLSPに反映されないのか。
JAL公式のLSP積算対象サービスの一覧を確認すると、対象になっているのはJALカードのショッピングマイル、JAL Payのチャージプログラム、生活インフラ系サービス、搭乗実績などです。「他社ポイントサイトからJALマイルへの交換」は、この一覧に含まれていません。
同じ「マイルが増える」でも、中身が違います
- JALカードのショッピングマイル → LSP対象(特約店・プレミアム分も含む)。ただし搭乗ボーナスマイルなどは対象外
- JAL Payのチャージ・利用 → 条件付きでLSP対象。ただしキャンペーンのボーナスマイルは対象外
- 他社ポイント → JALマイルの交換(ちょびリッチ・楽天・Ponta等) → 公式の対象サービス一覧に含まれていない
損の正体は、「マイルが増えた」ことと「LSPが増えた」ことを、同じだと思い込むこと。発生源によって、反映される・されないが決まります。
これは、現場の出来高管理と同じ構造です。現場に資材が搬入されても、検収を通っていなければ出来高には計上されません。 搬入(マイルが増える)と検収(LSPに計上される)は、別の工程です。
外食モニターは、マイルという"資材"を運んでくれます。でも、LSPという検収は通っていない。 これが、「マイルは貯まっているのに焦りが消えない」の正体でした。
(マイルとLSPが別物だという基本構造は関連記事「LifeStatus構造分解」にも詳しく書いています。)
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設計図:「マイルの発生源:LSP対象マップ」
固有フレーム【マイルの発生源:LSP対象マップ】です。マイルがどこから来たかで、LSPへの反映が変わります。
マイルの発生源:LSP対象マップ(2026年8月時点)
| 発生源 | LSP対象 | 補足 |
|---|---|---|
| ①JALカード決済・特約店 | ○対象 | ショッピングマイル・特約店・プレミアム分。比例型 |
| ②JAL Pay 決済・チャージ | ○対象(条件付き) | チャージプログラム等。条件・上限あり |
| ③生活インフラ系サービス | ○対象(上限あり) | JALでんき等。定額型、月1pt上限のものが多い |
| ④搭乗マイル | ○対象 | ボーナスマイルは対象外 |
| ⑤他社ポイント→JALマイル交換 | ●対象外 | ちょびリッチ・楽天・Ponta等。★外食モニター経由はここ |
①②③④は"対象"、⑤だけが"対象外"。同じマイルでも、通ってきた経路で扱いが違います。
これを、著者の年10万マイルの内訳と重ねると、はっきりします(内訳の全体像は関連記事「年10万マイルの内訳」に書きました)。
マイルの内訳と、LSPの内訳は一致しません
- マイルの内訳(年約10万マイル):柱①決済 約24,000/柱②特約店 約6,000/柱③ポイント交換 約10,000/柱④ポイントサイト 約60,000
- LSPの内訳(年約60pt):柱①決済のみ(比例型)、柱②特約店のみ(比例型)→ 柱③・柱④はLSPにほぼ寄与しない
マイルの主力(柱④・60%)が、LSPでは主力になっていません。「マイルの内訳書」と「LSPの内訳書」は別物です。
マイルの内訳で最大だった柱(ポイントサイト経由・約60%)は、LSPの世界ではほぼゼロです。 これが、「マイルは増えているのにJGCに近づかない」の正体でした。
※対象サービス・積算基準・上限は変更されることがあります。必ずJAL公式サイトの最新情報をご確認ください。
再現ステップ:自分のLSP寄与分を仕分ける4手順
自分のマイルが、どこまでLSPに効いているかを確認する手順です。
- 保有マイルを発生源別に棚卸し(10分) — JALカード決済分、特約店分、他社ポイントからの交換分(楽天・Ponta・ポイントサイト等)。それぞれ、だいたいの割合を出します
- JMBアプリでLSP残高を確認する(3分) — マイル残高とは別に表示されています。この数字が、実際のJGCへの進捗です
- 発生源ごとにLSP対象/対象外を仕分ける(5分) — 上記のマップに、自分の内訳を当てはめます。どの柱が「マイルの土台」で、どの柱が「LSPの土台」かを分けます
- "効いていない"部分を可視化する(5分) — 交換マイル分=マイルとしては増えているが、LSPには寄与していない部分。この量を知っておくことが、焦りを消す第一歩です
マイルを否定する作業ではありません。「別の帳簿」だと認識するための作業です。
ここで誤解しないでほしいのですが、外食モニターで交換マイルを増やすこと自体は、まったく無駄ではありません。 マイルは特典航空券や提携先での利用に使える、実質的な価値そのものです。無駄なのは、それをJGCの工期計算に含めてしまうことです。
外食モニターを始めるには、ちょびリッチへの登録が必要です。マイルとしての価値を積み上げる分には、非常に有効な手段です。
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※LSPの積算基準・対象サービスは変更されることがあります。必ずJAL公式サイトの最新情報をご確認ください。
到達点:私の外食モニター実績は、LSPには反映されない
正直な数字を、そのまま出します。
私のマイルとLSP(2026年8月時点)
- 外食モニター(ちょびリッチ経由):2026年1月開始・約7ヶ月。累計約5万pt(旧レート表記・約2万5,000円分)。JALマイル換算で約12,500マイル相当。LSPへの寄与:ゼロ
- JALカード決済(固定費込み月20万円):年約24,000マイル。LSPへの寄与:年約60pt。JGC(1,500pt)まで約25年
マイルは着実に増えています。でもJGCの工期は、決済分だけで進んでいます。
外食モニターは、マイルとして"効いている"。でもLSPとしては"効いていない"。 この2つを同時に成立させるのが、私のいまの立ち位置です。
JGCまでの工期(年約60pt・約25年)は、外食モニターの分を一切含んでいません(試算の詳細は関連記事「JGC到達年数試算表」に書きました)。「マイルが増えているから、その分工期も縮んでいるはず」という期待は、静かに外れます。LSPを縮めたいなら、決済・特約店・JAL Payなど、対象サービス側で積む必要があります(対象サービスの一覧は関連記事「LSP対象サービス2026」にまとめました)。
私はANA・ヒルトン・マリオットは使っていません。 出口をJAL一本に絞っていても、入口(発生源)の管理までは自動化されない——ここが今回の発見です。
失敗談:「マイルの残高だけ見て、安心していた」
正直に書きます。私は数ヶ月間、マイルの残高だけを見て、順調だと思い込んでいました。
外食モニターの経由先を比較し、増量キャンペーンのタイミングも意識するようになったのは、これまでの記事で書いてきた通りです。でも、それがLSPに一切効かないという構造を、当初はまったく意識していませんでした。
「マイルの帳簿」しか見ていなかった
- やっていたこと:外食モニターの効率を上げる工夫(経由先の比較、増量の確認、非承認対策)。すべて「マイルを増やす」ための工夫
- 見えていなかったこと:その工夫が、LSPには反映されないという事実。「頑張っている=JGCに近づいている」と錯覚していた
- 気づいてから:マイルの帳簿とLSPの帳簿を分けて管理。「今の工夫は、どちらに効いているか」を意識するようになった
経由先を比較しなかった失敗とは別に、「見ている帳簿を間違えていた」失敗がありました。
現場でも、出来高だけを見て安心し、検収を通していない工事があとで問題になることがあります。積み上がって見えるものが、そのまま評価される量とは限らない。 マイルとLSPも同じでした。
今日やること3つ
- JMBアプリでLSP残高とマイル残高を両方見る(3分) — この2つが別に管理されていることを確認します
- 保有マイルのうち「交換分」の割合を出す(5分) — ちょびリッチ・楽天・Ponta等からの交換分。この部分はLSPに寄与していません
- 上記のマップを保存する(1分) — 「対象/対象外」を都度確認できるようにします
「積み上がって見えるものが、そのまま評価される量とは限らない」——現場の出来高管理の基本です。外食モニターで増えるマイルは本物の価値ですが、JGCの工期を測る物差しにはなりません。 無駄な努力をしていたわけではありません。別の目的のための努力だった、というだけです。
よくある質問(FAQ)
Q. 外食モニターで貯めたマイルはJGCの役に立たないのですか? A. マイルとしての価値(特典航空券や提携先での利用)はそのままです。ただしLife Statusポイント(LSP)には寄与しないため、JGCへの到達年数の計算には含まれません。目的を分けて考えることが大切です。
Q. 楽天ポイントやPontaからの交換マイルも同じですか? A. はい。JAL公式の積算対象サービス一覧を確認する限り、他社ポイントサイトからJALマイルへの交換によるマイルは、いずれもLSPの対象には含まれていません。
Q. LSPを増やすには何をすればいいですか? A. JALカードのショッピングマイル・特約店利用、JAL Payのチャージプログラム、生活インフラ系サービス、搭乗実績などが対象です。詳しい対象サービスの一覧は関連記事「LSP対象サービス2026」で紹介しています。
Q. 外食モニターを続ける意味はありますか? A. あります。マイルとしての価値(旅行・特典航空券の原資)は本物です。「LSPには寄与しない」という事実を理解したうえで、目的を分けて活用することが重要です。
【まとめ】マイルの帳簿と、LSPの帳簿は別物
- 外食モニターで貯まるマイルは、他社ポイントからの交換のためLSPの対象外
- LSP対象は「JALカード決済・特約店」「JAL Pay」「生活インフラ」「搭乗マイル」の4系統
- マイルの内訳で最大の柱(ポイントサイト経由)が、LSPでは主力になっていない
- 外食モニターの努力は無駄ではなく、マイルという別の目的のための努力
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著者プロフィール
元現場監督 → 一級建築士 → 建設業のDX企画担当|陸マイラー会社員(FP2級)
ちょびリッチの外食モニターを2026年1月から実践中(累計約5万pt・約12,500マイル相当)。この分はLife Statusポイントには寄与しないことを確認したうえで、マイルの原資として継続。決済集約(光熱費・通信費・固定費を含む月平均20万円をJALカードへ)で年約60 Life Statusポイントを積み、JGC(1,500pt)まで約25年、中間ゴールのJMB elite(250pt)まで約4年という工程で進行中。年10万JALマイルを"陸"で積み上げ(保有約10万マイル)。ANA・ヒルトン・マリオットは使っていません。新NISA・成長投資・ワンルーム不動産で金融資産2,000万円を運用(投資歴5年・年収700万円)。保有資格は一級建築士・一級建築施工管理技士・FP2級。