最終更新:2026年10月
SBI証券では、クレジットカードで投資信託を毎月積み立てる「クレカ積立」ができます。積立額に応じてVポイントが貯まるので、新NISAと組み合わせて使う人が増えています。
対象になる代表的なカードが、**三井住友カード(NL)と、三井住友銀行の口座とカードが一体になったOlive(オリーブ)**です。どちらも三井住友カードが発行していて、見た目も機能も似ているため、「どちらを作ればいいのか」で迷いやすい組み合わせです。
先に結論を書くと、同じランク(一般・ゴールド)なら、クレカ積立のポイント還元率は同じです。そして、SBI証券のクレカ積立に登録できるのは、どちらか1枚だけです。違いが出るのは、支払口座、決済のしかた、普段の買い物での還元です。
私はSBI証券をメインの証券口座にして、クレカ積立を続けています。Oliveとの連携も済ませています。その立場から、選び方を整理しました。
この記事で分かること
- 三井住友カード(NL)とOliveの違い
- クレカ積立の還元率は、どれくらい違うのか
- 両方作る必要はあるのか
- 自分はどちらを作ればいいかの判定表
三井住友カード(NL)とOliveは、何が違うのか
| 項目 | 三井住友カード(NL) | Olive(フレキシブルペイ) |
|---|---|---|
| どんなものか | クレジットカード | 三井住友銀行の口座+カード+アプリが一体になったサービス |
| 年会費(一般) | 永年無料 | 永年無料 |
| 年会費(ゴールド) | 5,500円(年100万円以上の利用で翌年以降無料) | 5,500円(同じ条件) |
| 基本の還元率 | 0.5%(200円につき1ポイント) | 0.5%(200円につき1ポイント) |
| 決済のしかた | クレジットのみ | クレジット・デビット・ポイント払いを1枚で切り替え |
| 支払口座 | 他の銀行も指定できる | 三井住友銀行の口座のみ |
| 国際ブランド | VisaまたはMastercard | Visaのみ |
| 対象のコンビニ・飲食店での還元の上限(Vポイントアッププログラム) | Oliveより低い | NLより高い(最大20%) |
| SBI証券のクレカ積立 | できる | できる(クレジットモード) |
※2026年10月時点の三井住友銀行・SBI証券の公式の案内をもとにしています。還元率の詳しい条件は、必ず公式ページでご確認ください。
大きな違いは、**「三井住友銀行の口座を使うかどうか」**です。Oliveは三井住友銀行の口座が前提で、カードの支払いもその口座から引き落とされます。普段使っている銀行を変えたくない人は、三井住友カード(NL)の方が合います。
クレカ積立のポイント還元率は、どれだけ違うのか
SBI証券のクレカ積立で貯まるVポイントは、カードのランクと、クレカ積立以外の年間カード利用額で決まります。NLかOliveかでは決まりません。
| カードのランク | 年間カード利用額(クレカ積立を除く) | 付与率 |
|---|---|---|
| 一般(NL/Olive一般) | 10万円以上 | 0.5% |
| 一般(NL/Olive一般) | 10万円未満 | 0% |
| ゴールド(ゴールドNL/Oliveゴールド) | 100万円以上 | 1.0% |
| ゴールド(ゴールドNL/Oliveゴールド) | 10万円以上 | 0.75% |
| ゴールド(ゴールドNL/Oliveゴールド) | 10万円未満 | 0% |
※2026年10月時点。プラチナプリファードなど上位カードは別の付与率です。2026年3月以降、一部のチャージ利用は年間利用額の集計対象外になっています。
見落としやすいのは、クレカ積立以外にカードを年10万円以上使わないと、付与率が0%になることです。積立だけのためにカードを作ると、ポイントが付かないことがあります。
月5万円を積み立てた場合の例
| カードと年間利用額 | 年間の積立額 | 貯まるVポイント(年) |
|---|---|---|
| 一般カード・年10万円以上利用 | 60万円 | 3,000ポイント |
| ゴールド・年10万円以上利用 | 60万円 | 4,500ポイント |
| ゴールド・年100万円以上利用 | 60万円 | 6,000ポイント |
| どのランクでも・年10万円未満の利用 | 60万円 | 0ポイント |
一般とゴールド(100万円利用)の差は、月5万円の積立で年3,000ポイントです。ゴールドの年会費5,500円は、年100万円以上使えば翌年以降無料になるので、普段の支払いを年100万円以上このカードに集められるかどうかが、ランク選びの分かれ目です。
自分の積立額で、何ポイント貯まるかの詳しい計算は〔ここにブログ記事「SBI証券のクレカ積立、月いくら積めば元が取れるか計算しました」のURLを貼ってください〕にまとめています。
両方作る必要はあるのか
SBI証券のクレカ積立に登録できるのは、三井住友カード(NL)かOliveのどちらか1枚です。積立のためだけなら、1枚で十分です。
2枚持ちに意味があるのは、次のような場合です。
| 2枚持ちが向いている人 | 理由 |
|---|---|
| VisaとMastercardを両方持っておきたい | Oliveは Visaのみ。NLならMastercardも選べる |
| デビットとクレジットを、場面で使い分けたい | 日常はOliveのデビット、大きな買い物はNLのクレジットなど |
| 付帯保険を2種類にしたい | カードごとに補償プランを選べる |
貯まるVポイントは、同じSMBC IDにまとまるので、2枚に分かれても合算して使えます。
ただし、年間利用額の条件はカードごとです。2枚に支払いを分けると、どちらも「年10万円」「年100万円」に届かない、ということが起きます。クレカ積立のポイントを重視するなら、積立に使うカードに支払いを集める方が有利です。
また、三井住友カード(NL)を持っている人が、そのカードをOliveに切り替えることはできません。Oliveを使うには、新たにOliveアカウントを申し込む必要があります。
結局、どちらを作ればいいか
| あなたの状況 | おすすめ |
|---|---|
| 三井住友銀行の口座をすでに使っている/メインにしてもいい | Olive |
| 給与口座など、今の銀行を変えたくない | 三井住友カード(NL) |
| Mastercardを使いたい | 三井住友カード(NL) |
| デビットとクレジットを1枚にまとめたい | Olive |
| コンビニ・飲食店でのタッチ決済が多い | Olive(Vポイントアッププログラムの上限が高い) |
| すでに三井住友カード(NL)を持っている | 積立はそのままNLで。Oliveは銀行口座を使いたくなったら追加 |
| 年100万円以上をこのカードで払える | どちらでも、ゴールドを検討 |
迷ったら、「三井住友銀行を使うか」だけで決めて大丈夫です。クレカ積立の還元率は、同じランクなら変わりません。
〔ここに三井住友カード(NL)のASPリンクを貼ってください〕
〔ここにOliveのASPリンクを貼ってください〕
私の選び方
| 項目 | 私の場合 |
|---|---|
| 使っている証券口座 | SBI証券(メイン) |
| クレカ積立 | 利用中(月10万円から月5万円に見直し) |
| ポイント設定 | Vポイント |
| Oliveとの連携 | 連携済み |
| クレカ積立に使っているカード | 〔要・書き手確認:三井住友カード(NL)/ゴールドNL/Olive など〕 |
| NLとOliveを両方持っているか | 〔要・書き手確認〕 |
| そのカードを選んだ理由 | 〔要・書き手確認〕 |
私は普段の支払いの多くをJALカードに集めて、JALマイルを年10万マイルほど貯めています。そのため、三井住友系のカードに年間でどれだけ支払いを回すかは、「クレカ積立の付与率の条件を満たせる額」を基準に考えています〔要・書き手確認:この考え方で合っているか〕。
SBI証券とOliveを連携したときの手順と、連携で変わることは〔ここにブログ記事「SBI証券とOliveをつなぐと還元率が上がります|つないでいない人が多い設定」のURLを貼ってください〕に書きました。まだSBI証券の口座がない方は、〔ここにブログ記事「SBI証券の口座開設、申し込み前にやること|ポイント設定とクレカ積立まで一度に終わらせる手順」のURLを貼ってください〕から進めてみてください。
まとめ:還元率で迷うより、「どの銀行を使うか」で決める
- 同じランクなら、三井住友カード(NL)とOliveのクレカ積立の還元率は同じ
- 付与率は、カードのランクと、クレカ積立以外の年間利用額で決まる。年10万円未満だと0%
- SBI証券のクレカ積立に登録できるのは1枚。積立のためだけなら両方はいらない
- 三井住友銀行を使うならOlive、今の銀行を変えたくないなら三井住友カード(NL)
- 年100万円以上を集められるなら、ゴールドで付与率1.0%を狙える
まずは、自分が三井住友銀行を使うかどうかを決めて、1枚を作るところから始めてみてください。
〔ここに三井住友カード(NL)またはOliveのASPリンクを貼ってください〕
この記事を書いた人
たけ|一級建築士/元現場監督。いまは建設業のDX企画を担当する会社員。投資歴5年。SBI証券をメインの証券口座にして、新NISAとクレカ積立を続けています。日々の支払いとポイントを設計し直して、JALマイルも年10万マイルほど貯めています。